日本ビクター、光学35倍ズーム搭載のコンパクトビデオカメラ

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2007/12/20 15:31

 日本ビクターは12月20日、コンパクトボディに新開発の「光学35倍ズームレンズ」を搭載したデジタルビデオカメラ「ベビームービー(GRD850)」を08年1月上旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。

 遠く離れたところにある被写体を、画質を劣化させずにズームアップして撮影できる「光学35倍ズームレンズ」を搭載。同社のHDD搭載ビデオカメラ「Everio(エブリオ)」と同じ低重心デザインを採用し、さらにグリップ感を高めるために、本体の高さを従来機よりも約20mm低くしたことで手の小さな女性や子供でも持ちやすいのが特徴。

 液晶モニタには、晴れた屋外でも明るく見やすい、2.7型ワイドのクリアブライト液晶を採用。晴天時の野外撮影時などで画面が見にくい場合に、モニタのバックライトの照度を自動的に調整して見やすくする「液晶バックライトコントロール」機能も搭載。専用センサーを使って判別し、標準的な照度(スタンダードモード)と、明るい照度(ブライトモード)に自動で切り替わる。

 16:9のワイド映像が撮影できる「高精細16:9 ワイドTV モード」を搭載。また「オート撮影モード」と「マニュアル撮影モード」を、ボタン1つで切り換えられる「オートボタン」も備える。「オート撮影モード」では、特定の操作以外は全て無効になるので、不意の撮影ミスや誤動作を防ぎ初心者でも安心して撮影できる。

 総画素数68万画素、動画撮影時の撮像エリアは34万画素のCCDを搭載する。記録方式はミニDV。本体サイズは幅68×高さ74×奥行き118mm、重さは本体のみで420g。