ヤマダ電機、秋葉原に進出、「LABI秋葉原パソコン館」開店で行列1500人

ニュース

2007/12/14 13:51

 ヤマダ電機(山田昇社長)は12月14日、秋葉原地区初の「ヤマダ電機 LABI秋葉原パソコン館」をオープンした。朝6時ごろからから行列ができはじめ、10時のオープン時には1500人が並んだ。


 場所はJR秋葉原駅・電気街口のすぐ目の前。11月11日に閉店した家電量販店「サトームセン駅前1号店」のビルを改装して出店した。オープニングセレモニーでは吉岡俊貴店長のほか、一宮忠男副社長兼COOも出席。一宮副社長は、「秋葉原駅前という好立地に出店することができた。(この店舗を)ヤマダ電機のシンボルとして位置づけている」と話し、新店舗に大きな期待を寄せた。その後、先頭に並んでいた来店客第1号の男性とともにテープカットを行った。


 建物は地下1階、地上8階建てで、売り場は地下1階から地上5階までの6フロアで展開。売り場面積は898平方メートル。地下1階がデジタルカメラ、1階がモバイルPCや携帯オーディオ、電子辞書、2階がノートPC、3階がデスクトップPC、4階が周辺機器やPCソフト、5階が液晶ディスプレイやBTO PC。営業時間は朝10時から夜10時まで。


 ヤマダ電機の秋葉原地区進出に、電気街の販売店も心穏やかではいられないようだ。秋葉原駅前には、10時前から石丸電気やソフマップなどのスタッフが立ち、チラシを配布していた。特に石丸電気は「ヤマダ電機 LABI秋葉原パソコン館」と同じ通り沿いに10月にリニューアルオープンしたばかりの「パソコン館」がある。年末に向け、秋葉原でも競争の激化が一層進みそうだ。