石井めぐるさん & 「LUMIX FX30」

特集

2007/10/10 16:00



石井めぐるさん & 「LUMIX FX30」

「撮りたい写真を撮るための機能が見事に揃っているんです」
いしい・めぐる(女優・グラビアタレント)
●1987年5月28日、東京都生まれ。04年に雑誌グラビアでデビュー。写真集『Be-New』を皮切りに、DVD『めぐるきせつ』『Merry-Go-Round』などを発表しながら、数々の雑誌でグラビアタレントとして活躍する。同時にTVドラマ『南くんの恋人』レギュラーとして女優デビューし、その後も多数のドラマに出演。映画『一生の?お願い』では、ヒロインを務めた。06年には円谷劇団「じゅわっと」で初舞台を踏む。10月から放映のドラマ『ケータイ少女?恋の課外授業?』で主役の一人、大樹結衣を演じる。
公式HP http://www.pbb.co.jp/prof_meguru.html
公式ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/meguru_ishii/

「ゲームやアニメのキャラは、あまり気にしないで役づくりをしました」

 人気の携帯電話向け恋愛シミュレーションゲーム「ケータイ少女」が、10月23日から実写版ドラマとして登場する。地上波はテレ玉やチバテレビなど、CS放送はスカイパーフェクTV「ファミリー劇場」で順次オンエア。この『ケータイ少女?恋の課外授業?』の主役の一人、大樹結衣を演じるのが石井めぐるさんだ。

 一話ごとに主人公が変わっていく形式のドラマで、大樹結衣は重要な役回りを果たします。キャラにヒミツがあって、そのぶんつかみにくいキャラの女の子です。ドラマはオリジナル脚本なので、ゲーム版やアニメ版「ケータイ少女」の大樹結衣キャラに引っ張られず、自分なりの大樹結衣を演じようと考えました。あ、ストーリーはオリジナルですが、登場する制服はアニメに忠実にできていて、すごく独特なんです。残念ながら、私は着ないんですけれど……(笑)。

 共演する5人のうち、同世代は竹中有希ちゃんだけ。仲村みうちゃん、しほの涼ちゃん、小池里奈ちゃん、高木歩惟ちゃんは中学生や高校1年生。みんなの話に入れるか不安だったんですが、収録が始まったらみんなで和気あいあい。楽しい撮影現場になりました。

「人前で歌うなんて想像もできない……。ちょっと憂鬱」

 『ケータイ少女?恋の課外授業?』は、6人の女の子たちが携帯電話の妖精リンからアドバイスを受け、恋を成就させていくストーリーが基本。リンからのアドバイスによって、それぞれがさまざまなことに挑戦するドキュメンタリー的な部分があるユニークなドラマである。

 最初は普通の学園ドラマだと思っていたんですが、後から「ドキュメンタリー半分、ドラマ半分という構成になる」と聞かされたんですよ。しかも、私は歌に挑戦しなければならないんです。この仕事を始めてから2年半ですが、歌にはすごく苦手意識があって、絶対やりたくなかった(笑)。友だちとカラオケに行くことはありますが、人前で歌うなんて想像もできない。

 メインのドラマ部分の撮影は9月に終わって、これからドキュメンタリー部分の収録に入ります。私が歌うシーンの放送は年末くらいになると思いますが、みんなでバンドを組んで、ライブをするシーンもあるみたい。ちょっと憂鬱ですけれど決まったからには猛練習して、一生懸命やろうと思っています。それに、このお仕事がきっかけになって、歌への苦手意識がなくなったらいいなあ、と(笑)。頑張って、プラス思考でいきます!

 これからは、もっと演技のお仕事に力を入れていきたいなあと思っています。ドラマや映画や舞台もちろん、もっともっと経験を積まなければなりません。私、深津絵里さんが好きなんです。すごく演技力があって、すっぴんでも魅力を感じますから。深津さんのような存在感のある女優さんになれたらと思います。

 グラビアのお仕事も続けていきたいですね。今年はあまりグラビアのお仕事をしていないんですが、9月にDVDの撮影で、フィリピンのセブ島に行ってきました。やっぱり楽しい。何も気にせずに素の自分を出していけるのが、グラビアのお仕事です。撮られるだけでなく、自分で撮影することも大好き!

 携帯電話のカメラでも撮りますが、デジカメのほうが撮りやすくてきれいに撮れますから、よく使っています。この世界に入って、自分がどういう仕事をしたのか、記録を残しておきたいと思うようになって。オフショットなどをブログに載せていますので、ぜひ見てください!それに最近、携帯電話からブログをアップできるようになったので、都内でのお仕事は、携帯で撮ってすぐにブログに載せています。


「写真がすごく好きで、1年に1冊はアルバムをつくっています」

 デジカメは、特に地方や海外ロケで大活躍するという。2GBのメモリカードいっぱいの枚数を撮ってパソコンに取り込み、セレクトした写真をブログにアップ。ブログでは、9月のセブ島ロケで撮影したオフショットカットを見ることができる。撮られる側としてのフォトジェニックぶりはご覧の通りだが、撮る側に回ってもなかなかの腕前だ。お気に入りはDPEでプリントして、きちんとアルバムに整理しているという。


 小さい頃の写真を母がアルバムにしてくれていたんですが、自分でも中学1年生くらいから写真を整理して、ほぼ1年に1冊アルバムをつくっているんです。デジカメを使うようになってからも、メモリカードやパソコンに残しておくだけだと何か落ち着かなくて、好きな写真はDPE屋さんでプリントしてもらっています。パソコンを使いこなせないので、自分で印刷できないということもありますけれど(笑)。

 デジカメを使うようになったのは、このお仕事を始めてからです。初代のデジカメはファンの方にいただいたんですが、故障してしまって、「Panasonic LUMIX FX30」を買いました。難しい操作がよくわからないので店員さんに相談したら、「簡単撮影モードがあって撮りやすいですよ」と勧められました。「5年保証と2GBのメモリカードを付けて値引きします!」と言ってくれたのも、大きな決め手になりましたね(笑)。このカメラで一番いいのは、いろんな撮影モードがあること。飼っているウサギを撮るための「ペットモード」があったり、ブログに載せるのに必要な「自分撮りモード」があったり、私が撮りたい写真を撮るための機能が見事に揃っているんです。

 マリンスポーツが大好きで、スキューバダイビングとウェイクボードをやりますし、年内にはジェットスキーの免許を取ろうと思っています。海でも自由に写真を撮れたら、すてきだなあ。いま、FX30用のマリンケースが欲しいんです。以前、スキューバで海に潜ったとき、水中撮影仕様のレンズ付きカメラで撮ってみたんですが、あまりきれいに撮れなかった。マリンケースがあれば、FX30できれいに撮れますから。知識はないんですけれど、写真を撮るのは大好きなのでプロのカメラマンさんが使っているような一眼レフも欲しいなあと思います。FX30でいろいろ勉強して、いつかは使ってみたいなあ。

 

FX30を「壊れるまで使い続けます!」とお気に入りの石井めぐるさん。かさばらず、手軽に持ち歩けるのがコンパクトデジカメの魅力の一つですが、一眼レフにはまた別の魅力があります。「いつか」といわず、いまからでも挑戦してほしいなあ。いまの一眼レフは「カンタン」。日常使いは「FX30」で作品は一眼レフで、という手もあります。ブログでの作品アップを楽しみにしています。あ、あと、歌も頑張ってくださいね。
LUMIX FX30(Panasonic)
厚さ22mmのコンパクトボディに、広角側28mmからの3.6倍光学ズームレンズと2.5型高精細パワー液晶モニタを搭載。被写体の動きに合わせてISOを自動調節する「動き認識」、不安定な状態でも手ブレを防ぐ光学式手ブレ補正、暗い場所でも最高ISO3200までアップする「高感度モード」の3つのブレ補正機能を備える。20種類のシーンモードでは、シーンを選ぶだけで、カメラがシーンに合った最適設定になる。有効画素数720万画素。カラーは4色で、石井めぐるさんの愛機はプレシャスシルバーだ。2007年2月発売。


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