IPA、「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007」の募集を開始

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2007/06/04 17:05

 情報処理推進機構(IPA、藤原武平太理事長)は6月1日、07年度の「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」の募集を開始した。

 情報処理推進機構(IPA、藤原武平太理事長)は6月1日、07年度の「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」の募集を開始した。

 「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」は、優れたソフトウェア・プロダクトの開発者などを称えることで開発意欲を高め、多くの良質なソフトウェア・プロダクトの供給を促進し、市場の拡大と充実を図ることが目的。「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007」で受賞したソフトウェア・プロダクトの中で、特に価値のあるものには「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007グランプリ」を贈呈する。

 募集対象は、06年-07年の過去1年程度の期間内で、「産業・企業・行政」「家庭・個人」「安心・安全」「システム・基盤」において4分野で国内で広く利用され、流通するソフトウェア・プロダクト。パッケージ・プロダクトのほか、組み込み系ソフトウェア・プロダクトやオープンソースソフトウェアも対象となる。ASPやSaaSとして提供するソフトも含むが、映画や音楽などのコンテンツのみやゲーム、公序良俗に反するものは対象外とする。

 応募資格は、ソフトウェア・プロダクトを独自に開発または販売している法人と個人。共同開発の場合は、ソフトウェア・プロダクトの企画、開発などの主体が国内企業の場合を対象とする。募集期間は7月31日17時まで。

 選定方法は、応募のあったソフトウェア・プロダクトについて書類審査を行い、これを通過したものについて応募者による説明とデモンストレーションを実施。この審査結果に基づき最終選定を行う。選定は、学識経験者と有識者で構成される「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー選定委員会」(加藤和彦委員長)と「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー選定ワーキンググループ」が行う。選定結果は10月上旬に公表し、表彰式は10月下旬の予定。