ソースネクスト(松田憲幸社長)は5月29日、年間更新料0円の無期限セキュリティソフト「ウイルスセキュリティZERO」を7月6日に発売すると発表した。価格は3970円。従来の年間課金をとりやめ、一度購入すれば対応するOSの公式サポート終了まで継続して使用できる形態を採用したのが特徴。

 ソースネクスト(松田憲幸社長)は5月29日、年間更新料0円の無期限セキュリティソフト「ウイルスセキュリティZERO」を7月6日に発売すると発表した。価格は3970円。従来の年間課金をとりやめ、一度購入すれば対応するOSの公式サポート終了まで継続して使用できる形態を採用したのが特徴。

 都内で開催された事業戦略発表会の席上、松田憲幸社長は「これまで常識だった毎年の費用負担や更新の手間を省くという新戦略で、発売後1年間で販売本数200万本、リテール市場でナンバー1のシェア35%を目指す」と意気込みを語った。

 「ウイルスセキュリティZERO」は、次期OSであるWindows Vistaまで対応する。OSをWindows XPからVistaに変更しても、マイクロソフト社のWindows Vista公式サポート終了時まで追加料金なしで利用可能。更新手続きも必要ない。

 同社では03年から「コモディティ化戦略」を展開し、1980円の「スリムパッケージ」を中心に書店やコンビになど約3万店で販売、ソフトウェアの「価格」「購入場所」「パッケージサイズ」「ラインアップ」などを見直してきた。セキュリティソフトでは、1980円の「ウイルスセキュリティ」を発売し、セキュリティソフトを1980円の年額一律・低料金で提供している。

 今回は戦略をさらに一歩進め、他の一般的なソフトと同様の「OS対応」という販売形態を採用したもの。他社の製品と無期限版の同社の製品を比較すると、更新費用がなくなることで毎年1ユーザーあたり費用負担が4000円ほど軽くなるという。さらに、CDを入れるだけでインストールできるだけでなく、自動駆除、無料バージョンアップ、速いスキャン速度といった同社のセキュリティソフトの特徴はそのまま継承した。

 ラインアップは「ウイルスセキュリティZERO」のほか、「ウイルスセキュリティZERO 2台用」「ウイルスセキュリティZERO 3台用」の3つ。価格は2台用が5970円、3台用7980円。なお、年間更新版の「ウイルスセキュリティ」シリーズの販売は引き続き行うが、5月29日から7月31日までに年間更新版の利用開始の手続きを登録したユーザーは、差額の1990円を支払えば無期限版にアップグレードできる。

 松田社長は「パッケージ販売のPCソフト市場全体で、セキュリティソフトの販売本数は約3割を占めるトップのジャンル。今回は、必需品となったセキュリティソフトに対してこれまでユーザーが不満に思っていた値段と更新の面倒さを解消した」と自信を見せた。

 対応OSはWindows XP/2000/Me/98/98SE。法人ライセンス販売も同時に展開していく。バンドルモデルに関しては、今後PCメーカーとの条件が合えば検討していく方針。