グループネット(菊池三郎社長)は、米国Vivisimo社とパートナー契約を締結し、Vivisimo社が開発した検索情報のクラスタリングソフト「Vivisimo Clustering Engine(ビビシモ・クラスタリング・エンジン)」の出荷を開始した。

 「Vivisimo Clustering Engine」は、検索エンジンを自動的にカテゴリ分類する「クラスタリングエンジン」に基づいたソフト。GoogleやYahoo!といった複数の検索エンジン、オンラインニュース、社内ドキュメントなどの検索結果から特徴のあるキーワードやフレーズを抽出し、それらをカテゴライズの基準として、検索結果を自動的に分類・表示する。たとえば、「卓球」というキーワードで検索すると、「卓球協会 (20)、専門 (14)、卓球の世界選手権 (12)、ショップ (12)」など、カテゴリ名と各カテゴリー内に含まれる検索結果項目数があわせて表示される仕組み。

 カテゴリ分類は、言語解析と統計分析を組み合わせた独自のアルゴリズムによって検索ごとに自動的に行われ、数千、数万の検索結果のうち、上位最大500件まで自動的にカテゴライズする。カテゴリはあらかじめ決まっておらず、利用者が思いつかなかったようなカテゴリ項目が出現するといったマイニング的要素も兼ね備える。

 同社では、ポータルサイトの検索システムへの組み込みのほか、企業のドキュメント管理システムやナレッジマネジメントシステムとの連携、医薬をはじめとする製造業や自治体の情報サービスなど、幅広い利用を見込んでいる。価格はオープンで、取り扱うドキュメント数や検索実行回数によって価格は異なるが、実勢価格は約250万円から。国内パートナー企業を通じた間接販売によって、初年度25社の顧客獲得を目指す。

 なお、「Vivisimo Clustering Engine」はVivisimo社が運営する検索サイト「Clusty.com」および「Clusty.jp」に使われており、検索結果のイメージは同サイトで確かめることができる。