レシップ(杉本眞社長)は、厚さが3mmでA3サイズの極薄照明灯「平面放電ランプ」を開発した。表・裏面が光る両面発光タイプで、照明灯として世界最大級の発光面積と薄さとなる。家電メーカーなどに販売する。

 極薄照明灯は、厚さ3mmという板状の薄型発光体で、希ガスを封入したガラス板に電圧をかけることで面全体が発光する。マイナス40度から80度までの温度でも明るさが一定に保てるほか、点滅耐久性にも強いことなどが特徴。また、水銀、鉛を使わず環境にも配慮した。

 極薄照明灯はA7、A6サイズがすでに開発されており、A6サイズは05年から自動車用室内灯として自動車メーカーに販売している。今回開発したA3サイズを加え、今後は試作中のA4サイズや正方形ランプの製品化も予定している。

 同社では今回開発したA3サイズを含め、6月中旬からメーカーなどへの売り込みを本格化する方針。極薄照明灯はランプとインバータ式電源をセットにして提供。車載用をはじめ、薄型吊り下灯具誘導灯、足元灯、展示棚灯、看板灯、屋外灯、冷蔵庫など一般照明用として幅広い分野へ市場の展開を目指す。