MCJとオンキヨー、共同開発した「音にこだわったPC」5月9日発売へ

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2006/04/25 21:52

 MCJ(浅貝武司社長)は4月25日、オンキヨー(大朏直人会長兼社長)と共同開発した「音にこだわったPC」「EasyCube59HD」を発売すると発表した。5月9日から順次、マウスコンピューターインターネットサイトなどの直販で販売する。

 MCJ(浅貝武司社長)は4月25日、オンキヨー(大朏直人会長兼社長)と共同開発した「音にこだわったPC」「EasyCube59HD」を発売すると発表した。5月9日から順次、マウスコンピューターインターネットサイトなどの直販で販売する。

 「EasyCube59HD」は、「リビングよりも個人の部屋で、パソコンを使いながら音楽を聴いてもらう」(小松永門・MCJ上席執行役員営業統括本部本部長)ことをコンセプトにした製品。オンキヨーがオーディオ部分、制振、静音の設計を行っており、きょう体にはパソコンでは初めて「Sound by ONKYO」のロゴが付く。

 音質を追求するために、キューブ型のシャーシ構造に合わせてHDDの振動を抑える技術や静音対策など「ベストなチューニングを施している」ため、あえてカスタマイズには対応していない。通常のパソコンと比べると、「音につやがある」など、「パソコンのなかではトップレベルの音質を実現した」としている。

 オンキヨーは、インテル Viivテクノロジーに対応したAVパソコン「HDC-7」を5月25日から発売するが、神谷速夫・オンキヨー・AVC事業本部商品企画部部長は「『HDC-7』以外にもパソコンでの音楽再生の裾野を広げたい」と、AVパソコンに意欲を示した。