カシオ情報機器(前田憲一社長)は4月21日、非接触ICチップを内蔵したリストバント型のタグと業務用PDAを組み合わせたフィットネスシステム「mobile check-fit(モバイル・チェックフィット)」を開発、6月1日に発売すると発表した。

 「mobile check-fit」は、IC型タグを埋め込んだシリコンゴム製のリストバンドと、落下や水滴に強い、カシオ計算機製の業務用PDA「カシオペア DT-10」を組み合わせたもの。ICタグには日立製作所の非接触「ミューチップ」を採用した。カードや紙を持ち歩きにくいフィットネスクラブなどで、リストバンド型ICタグを会員証として利用、個人認証や会員認証を行うことができる。

 使い方は、施設の利用者それぞれがリストバンド型ICタグを手首に装着。各トレーニング機器に取り付けられた「カシオペア DT-10」にかざし、無線LANを介して個人のトレーニングメニューを表示させるしくみ。トレーニング機器メーカーや種類にとらわれない管理システムを運用できる。

 フィットネス施設向け運営管理システム「チェックフィット・セキュア」と組み合わせることで、リストバンド型ICタグによるチェックイン・チェックアウトが処理が可能。さらにスクール出席の管理や、キャッシュレスでの支払い手続きも可能となるため、会員の利便性が大幅に向上する。会員の館内利用動向分析やスタジオ利用分析なども可能で、効率的な施設運営にも活用できる。

 同社では、フィットネスクラブやスイミングスクールをはじめ、公共健康増進施設、体育施設、温浴施設、スーパー銭湯などを対象に、初年度に20施設への販売を目指す。