日本HPなど3社、スポンジロボと卓上ロボに大賞、人型ロボ第1回コンテスト

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2006/02/23 23:15

日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)、ロボット開発のゼットエムピー(谷口恒社長)、コンピュータ関連の出版を手がけるユニゾンは「2005 ヒューマノイドロボット・デザイン・コンテスト」の受賞作品を発表した。

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)、ロボット開発のゼットエムピー(谷口恒社長)、コンピュータ関連の出版を手がけるユニゾンは「2005 ヒューマノイドロボット・デザイン・コンテスト」の受賞作品を発表した。

 「2005 ヒューマノイドロボット・デザイン・コンテスト」は、人に優しく日常生活の中で活躍できる人型ロボットのプロトタイプデザインを募ったコンテスト。ロボットデザイナーやエンジニアの発掘・育成を目的として、大学・短大・専門学校の在校生を対象に行われた。第1回の今回は全国18の大学、8校の工業専門学校・専門学校の計26校の在学生84名から43作品の応募があった。

 谷口恒・ゼットエムピー社長、水川真・芝浦工業大学工学部教授、アートディレクターの原神一氏、奥山清行・伊ピニンファリーナ社デザイン・ディレクターが審査員として選考にあたった。

 ユニゾンが運営する「設計製造.com」と「クリエーターズ・ステーション.com」を冠した「設計製造.com大賞(メカニカル部門大賞)」には東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻の林摩梨花さん、「クリエーターズ・ステーション.com大賞(デザイン部門大賞)」は東京工芸大学芸術学部の宇井健人さんが受賞。「審査員特別賞(部門共通賞)」も4名が選ばれた。

 「設計製造.com大賞」を受賞した林摩梨花さんの「macra」は、全身がスポンジで覆われた遊び相手ロボット。撫でてほめてたり、腕をつかんで動きを教えたり、一緒に眠ったりすることができるのが特徴で「添い寝、寄り添いロボットというアイデアと用途に適合したクッション性のあるやわらかい外装を素材にした点がよい」(谷口社長)などの点が評価された。

 「クリエーターズ・ステーション.com大賞」の宇井健人さんの作品は、子供達がすらすら描けるデザインで身長17cmという小さなヒューマノイドロボット「卓上ロボット Taku Robo」。「とにかく小さいところが一番いい」(原氏)などが受賞理由となった。

 「審査員特別賞(部門共通賞)」にはサレジオ工業高等専門学校デザイン工学科に通う沼田大志朗さんの「あなたの新しいパートナー」というコンセプトで身の周りにある小型電子機器すべての機能を持つロボット「NT-MK5」、また同じ学校・学科の神森正昭さんも頭はシャワーで液体石鹸も出る入浴時に体を洗ってくれるロボット「お風呂場用ロボット シャワーくん」で受賞した。

 同じく富山大学芸術文化学部産業造形学科専攻科の漆工芸チーム(代表:平野葉さん)が出品したしっぽのライトを点灯させながら子供達にお菓子を配るロボット「忍者ねこ麿」、日本大学工学部の山本倫雅さんが考えた腕・脚の関節を浮かせることで、関節を伸縮や滑らかでやわらかい動作ができる「ヤオ」も特別賞に選ばれた。