ターボリナックス(矢野広一社長)は10月20日、パソコン向けLinuxの新バージョン「Turbolinux FUJI(version.11)」を11月25日に発売すると発表した。価格は通常版が1万6800円、サポート期間が通常版に比べ30日短い「同 Basic」が5800円。公共機関や教育機関、個人ユーザーに拡販を図る。新バージョンの発表は約2年ぶり。


 ターボリナックス(矢野広一社長)は10月20日、パソコン向けLinuxの新バージョン「Turbolinux FUJI(version.11)」を11月25日に発売すると発表した。価格は通常版が1万6800円、サポート期間が通常版に比べ30日短い「同 Basic」が5800円。公共機関や教育機関、個人ユーザーに拡販を図る。新バージョンの発表は約2年ぶり。

 アプリケーションとして、オフィスソフトの「StarSuite 8」とジャストシステムの日本語入力ソフト「ATOK for Linux」、ロシアのセキュリティソフトベンダーのカスペルスキーのウイルス検出エンジンを搭載したウイルス対策ソフトを備えた。このほか、デスクトップ検索ツールの「Turboサーチ」や複数のネットワーク設定を容易に変更する「Turboネットスイッチ」などのツールも用意した。

 また、ウィンドウズ互換ミドルウェアの「David」を搭載。ウィンドウズ環境で作成したデータを閲覧、編集することが可能で、既存のウィンドウズ環境から「FUJI」への置き換えを容易にした。

 矢野社長は、「多くのLinuxディストリビュータが、サーバー向け事業に集中しているなか、ターボリナックスはクライアント市場に焦点を当てているのは、(クライアントOS市場の)馬鹿げた独占環境を打破したいためだ」と説明。「国産のOSベンダーとして、FUJIを武器に独占市場を切り拓きたい」と意気込みを示した。