ヴァスダック、セキュリティ対策ソフト「AVGシリーズ」を発売

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2005/10/17 11:37



 ヴァスダックエンジニアリング(ヴァスダック、内田隆代表)は、チェコ共和国のセキュリティ対策ソフト大手、グリソフト社のセキュリティ対策ソフト「AVGシリーズ」を日本国内で販売する。グリソフトの「AVG Anti-Virus Free Edition」は、日本国内でもすでに利用されており、他社の有料ソフトと同等の機能、軽快な動作環境、個人利用に限り無料で使えるウイルス対策ソフトとして定評がある。

 同社は、グリソフトの「AVG Anti-Virus Free Edition」のコンシューマ市場への本格投入によって知名度アップを図り、得意分野のプロフェッショナルユーザー、SOHO・中小企業などミドル市場へセキュリティ対策ソフト「AVGシリーズ」を販売する。また、「AVGシリーズ」に関するウェブサイトを開設し、無料版の利用者フォーラムの運営、製品群の日本語による詳細解説を行うとともに、ミドル市場向けマーケティングを積極的に展開する予定。

 今後1年間で「AVG Anti-Virus Free Edition」を100万本無償提供、有償による売上5億円を見込んでいる。

 AVGシリーズには、個人の私的利用に限り無料で使用できる「AVG Free Edition」、アンチウィルスソフトの完全版「AVG Professional Single Edition」、SOHO、小規模事業者向けの「AVG SoHo Edition」、中小企業向けの外部からの不正アクセスの防止ソフト「AVG plus Firewall Edition」、複数端末を一括管理する「AVG Network Edition」、企業内に設置してメールサーバーにも対応する「AVG Email Server Edition」、企業内に設置されたファイルサーバーを保護する「AVG File Server Edition」、企業内に設置されたメールサーバーに対応するLinux版「AVG Linux Email Server Edition」、個人向けで外部からの不正アクセスを防止する「AVG + Kerio Personal Firewall」がある。