ラオックス、「MUSIC VOX AKIHABARA」オープン、楽器館を全面リニューアル

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2005/10/14 10:16



 ラオックス(本多利範社長)は、秋葉原店舗網の再編成・強化計画の一環として、現・「楽器館」を全面的に改装し、ミュージック・クリエイターにも対応できる「MUSIC VOX AKIHABARA(ミュージック・ボックス・アキハバラ)」として店名も変更、10月20日10時30分にリニューアル・オープンする。

 今回のリニューアルについて同社は、「07年にビートルズ世代と呼ばれる団塊の世代が大量定年期に突入することで、趣味としての音楽演奏愛好家が急増し、音楽教室やレッスン場施設が増加する。同時に、DTMを駆使してオリジナルCDを作成したいという要望が増えている。こうした背景を受け、40年以上の楽器販売の歴史をもつ楽器専門店『楽器館』は、『音楽好き!ライフスタイル提案業』として、また、『お客様の音楽・楽器ライフに常に関っていたい店舗』へと生まれ変わることとなった。取扱商品は1万アイテムを超えるうえ、同店舗の従業員の大多数が自ら楽器を演奏する音楽大好き人間だ」とホットな専門店を目指す。立地は、千代田区神田佐久間町1-15。営業時間は10時30分から21時30分までだがスタジオは一部延長する。

 1階がトレンドコーナー、エントランス楽器、アクセサリーを並べた「フェアー&イベント」、2階が「ギター」、3階が「ベース・ドラム・音楽書籍」、4階がスピーカー、マイク、レコーダー、ヘッドフォン、アクセサリーなどの「音響機器」、5階が「デジタル楽器・MIDI・DJ」、6階が「電子ピアノ・管楽器」。また、7階はスタジオ受付、Ast(スタジオ)、Bst、Cst、Dst、8階がライブホール、音楽教室、Est、Fst、Gst、Hstとなっている。どのフロアでも気軽に試奏できる環境作りに配慮した。

 なお店名の「VOX」とは、ラテン語で「声」「音」の意味で、社名のLaOX(ラオックス)も、Lar(ラテン語で「守護神」の意)とVOXを合成した造語。リハーサルスタジオやライブホールもあわせもつ、音楽ファンの新しいメッカとして位置つけていきたい考え。