大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、ジェスチャーで画面を操作できる新映像システム「インタラクティブ透明スクリーン」を開発、販売を開始した。価格は、システム一式(コンテンツ制作費を除く)で約500万円から。

 透明スクリーン上への映像投影に、ユニークな操作性とインタラクティブ性を加え、より効果的な宣伝・販促活動を実現するシステム。利用場所や利用状況に応じて、「タッチパネル型」「遠隔操作型」の2種類の操作方法と、「前面投影」「背面投影」の2種類の映像投影方法を組み合わせることができる。

 「タッチパネル型」は、操作者の指の動きを感知するセンサーを透明スクリーン上部に設置し、画面の近くで操作する。一方、「遠隔操作型」は、操作者をビデオカメラで撮影して透明スクリーン上に映写。操作者が手に持った特定の色のカードなどを専用ソフトウェアが認識し、その位置や停止時間などの情報から、透明スクリーン上のコンテンツを操作する。センサーを使わないためスクリーンから離れた場所から操作可能で、カメラの「ズーム機能」によって、100m以上離れた場所からも操作できる。

 投影方法は、スクリーンに対して前面から投影する方式と、背面から投影する方式の2種類。スクリーンサイズは、「前面投影」が継ぎ目なしで75インチまで。「背面投影」は、40インチと60インチの2通りで、屋外に面したガラス面への投影が可能。両方式とも、明るい場所でも鮮やかに映像を表示でき、スクリーンの後ろにある展示物とプロジェクタ映像を同時に見せたり、交互に見せるなど、効果的なプレゼンテーションを実現できる。

 同社では、スクリーン、センサー機材などのハードウェアの提供・メンテナンスから、ショーウィンドウ上に表示するコンテンツの企画・制作、空間演出までをトータルに支援していく予定。さまざまな業種・業態に提案を行い、2年間で4億円の売上を目指す。