三井住友銀行(奥正之頭取)、三井住友カード(栗山道義社長)、東日本旅客鉄道(JR東日本、大塚陸毅社長)の3社は、キャッシュレス決済などに関する新たなビジネスモデルの構築に向けて業務提携すると発表した。三井住友銀行のキャッシュカードとJR東日本の「ビュー・スイカ」カードの一体型カードの発行、JR東日本の駅のATMコーナー「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」と三井住友銀行のATMの相互開放を実施する。

 「ビュー・スイカ」一体型キャッシュカードは、07年1月をめどに発行する予定。ICキャッシュカードとして、三井住友銀行および提携先金融機関のATMでの現金引き出し・預け入れなどができる。また、JR東日本と三井住友カードとの契約に基づき「VISA」を付帯し、JR東日本の駅・びゅうプラザ、駅ビルなどVIEW加盟店、全世界のVISA加盟店などでのクレジットショッピングや、「VIEW ALTTE」などでのキャッシングが行える。「Suicaイオカード乗車券機能」「Suica電子マネー機能」も備える。また、ポイント交換サービスとして、三井住友銀行の「One's plus」ポイントから「Suicaバリュー」ポイントへ、JR東日本の「ビューサンクス」ポイントから「One's plus」ポイントへのポイント交換が可能。

 ATMの相互開放については、「VIEW ALTTE」での三井住友銀行のキャッシュカードの取扱いを10月24日から開始、三井住友銀行のATMでビューカードによる「キャッシング」サービスを06年3月をめどに開始する。

 3社は今後、Suicaとクレジットカードが利用できる共用端末の開発、「Suica」加盟店の共同開拓、ポイント交換サービスの対象範囲の拡大などについて検討し、各社の強みを生かしながら、さらなる利便性・サービスの向上を目指して連携していく。