レノボ・ジャパン(向井宏之社長)は10月5日、ノートパソコン「ThinkPad」の新製品として「Z60t」シリーズと「Z60m」シリーズの2モデルを発売すると発表した。同モデルはワールドワイドで発売することを計画しており、米国では9月20日から販売を開始、アジアでは日本が初めてとなる。

 「ThinkPad Z」シリーズは、現行ラインアップに加わる新シリーズ。「ThinkPad」では初となるワイド液晶や、チタニウムのシルバーのトップカバーを採用、キーボードデザインの変更などを行っている。さらに、新しくマグネシウム合金製の内部シャーシ「ThinkPad Cage」を搭載することで外部からの圧迫による負荷を軽減するなど、きょう体の堅牢性を向上させた。ハードディスクドライブにゴム製のクッションを装着するなど、データ保護機能も強化している。

 価格は、14.0型ワイド液晶搭載の「Z60t」シリーズが最上位機種で27万3000円、最下位機種で11万9700円。15.4型ワイド液晶搭載の「Z60m」シリーズが最上位機種で28万3500円、最下位機種で11万9700円など。

 ノートパソコンの研究・開発を担当する内藤在正副社長は、「既存のモデルを踏襲することが必ずしも良いとは限らないため、今回のモデルでデザイン面などのコンセプトを変更した」とアピール。その一方、「ThinkPadがビジネス向けというコンセプトは絶対に変わらない」ことを示した。

 販売については、「SMB(中堅・中小企業)を中心に拡販を図っていく」(石田聡子・執行役員マーケティング担当)方針で、レノボ・ジャパン設立以降、パートナー増に力を入れている2次代理店が売りやすい製品であることを強調した。