スマートワイヤレス(嶋田浩之代表取締役)は、暗闇でも識別可能な赤外線顔認証技術「ProFacer FaceGuard-IR」を業界で初めて開発、顔認証入退出管理システム「FaceGuard-IR Janitor」として10月から本格的に発売する。

 従来の顔認証技術は、照明の影響を受けやすく、顔データを登録した際と異なる環境・日光下・暗闇での認証は困難なため、利用現場が限定されていた。また、写真をカメラにかざすと生身の人間と誤認識してしまう可能性もあり、指紋や虹彩などの生体認証技術と比較して認証精度面で課題があった。

 これに対し、新技術の「ProFacer FaceGuard-IR」は、あらゆる環境下で安定した高精度顔認識を実現。顔画像は独自データに変換・保存され、情報漏えいの際にも生体情報登録者の特定は不可能となる。また、顔写真では認識しないため、なりすまし行為を完全に防止できる。

 今回発売する「FaceGuard-IR Janitor」は、カメラの周囲から顔に赤外線を当て、その画像をカメラで認識・認証するもので、1システムにつき2000人まで登録可能。今後、入退出管理、貸金庫、勤怠管理システムなど、幅広く展開していく計画。また、免許証やパスポートなど公的個人証明書の認証や、金融機関での本人認証、学校の出欠管理、飲食店チェーンの勤怠管理など、各業界のニーズに対応してシステムを改良し、順次製品化していく。

 「FaceGuard-IR Janitor」は、すでにNTTインテリジェント企画開発(佐藤義孝社長)の本社ビルに導入されており、さらに同社は、今後、同システムの販売に協力していく予定。