サンディスクとソニー、長さ15mmで1.2mm厚のメモリースティック マイクロ

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2005/10/03 12:12



 サンディスク(マーク・ホーンストラ社長)とソニー(中鉢良治社長)は、小型多機能化が進む携帯電話向け用途を中心として、より小型化したIC記録メディアのフォーマット「メモリースティック マイクロ」を共同開発、05年10月3日より対応ハードウェア向けライセンスを開始する。出荷予定は06年上半期。

 同製品は、「メモリースティック PRO デュオ」の約1/4の体積で、厚さも約1.2mmと小型・薄型化を実現。メディア両脇の高さを低くすることで、機器側のコネクタの高さおよび幅を低く設計できるため組み込み容積の削減が可能だ。インターフェースは既存の「メモリースティック PRO」のインターフェースを拡張、専用のアダプターを介して「メモリースティック PRO」対応機器でデータの読み書きを行える。1.8Vの低電圧動作が可能な上、現行の「メモリースティック PRO」対応機器で採用されている3.3Vにも対応する2電源対応仕様。また、著作権保護技術(マジックゲート)に対応する。