東芝松下ディスプレイテクノロジー(藤田勝治代表取締役)は、画面上から指で直接入力できる低温ポリシリコン液晶ディスプレイを開発した。


 東芝松下ディスプレイテクノロジー(藤田勝治代表取締役)は、画面上から指で直接入力できる低温ポリシリコン液晶ディスプレイを開発した。

 同社では、低温ポリシリコン技術の特性を生かしたSOG(システムオングラス)技術の開発に注力し、03年に世界で初めて、画面から直接画像を取り込める液晶ディスプレイ(インプットディスプレイ)を開発。また、04年には「タッチパネル機能付きインプットディスプレイ」、05年9月には「光ペン入力機能付きインプットディスプレイ」と、技術を進化・応用した製品を発表してきた。

 今回開発した「指入力機能付きインプットディスプレイ」は、低温ポリシリコン液晶ならではの高速スイッチングや光センサーの感度向上、信号処理の高精度化など、これまで培ってきた技術をさらに発展させることで、画面上へのより高性能な指入力機能の付加を実現し、携帯電話用サイズのなかで実用化に近い性能レベルを達成した。

 また、光センサーと信号処理機能を液晶ディスプレイのガラス上に作り込んでいるため、従来の入力機能付きディスプレイのように、タッチパネルなどの別部品をディスプレイに組み合わせる必要がなく、薄型化・小型化・軽量化と高信頼性化が求められるモバイル機器への搭載が可能となる。