ウィルコム(八剱洋一郎社長)は9月27日、音声端末の新しいラインアップとして「WX300」シリーズを1モデル、「WX310」シリーズを3モデル、合わせて4モデルを11月中旬から順次発売すると発表。また、インターネットの定額プラン「データ定額」を11月下旬からの開始もあわせて発表した。


 ウィルコム(八剱洋一郎社長)は9月27日、音声端末の新しいラインアップとして「WX300」シリーズを1モデル、「WX310」シリーズを3モデル、合わせて4モデルを11月中旬から順次発売すると発表。また、インターネットの定額プラン「データ定額」を11月下旬からの開始もあわせて発表した。

 新端末は、音声品質を向上したほか、フルブラウザを標準搭載。データ定額と組み合わせることで通話やメール、インターネットが使い放題となる。八剱社長は、「当社の独自調査によれば、PHSや携帯電話の利用者は、21%が通話がメインのユーザー、48%が通信機能を重視するユーザー、31%が多機能を希求するユーザーで構成される。通話メイン派と通信機能重視派の69%をターゲットとしている」ため、「基本機能を高めることでコミュニケーションの新しい贅沢を追求した」(八剱社長)端末に仕上げたという。

 「WX300」シリーズは、京セラ製「WX300K」を市場に投入。価格はオープンで実勢価格は1万円前後。35万画素カメラの内蔵と1×パケット通信ができるのが特徴。

 一方「WX310」シリーズのラインアップは、京セラ製「WX310K」とサンヨー製「WX310SA」、日本無線製「WX310J」の3モデル。価格はオープンで、実勢価格は2?3万程度。ドキュメント閲覧機能やMiniSDが搭載可能、4×パケット通信などを特徴とする。付加価値サービスについては、「WX310K」がブルートゥースの搭載やMP3方式などによる音楽データの再生、「WX310SA」と「WX310J」がJavaの搭載でゲームなどのアプリケーションサービスを提供していることなど。Java搭載は同社にとって初めての取り組みとなり、「当面は、コンシューマでのアプリケーションサービスが先行するといえるものの、ビジネス用途でも使われる可能性は高い」(八剱社長)とみている。

 データ定額は、音声定額プラン(月額で2900円)を利用している加入者向けに提供するもの。10万パケットまで利用で月額1050円、36万パケット以上の利用で月額3800円、PCとの接続によるデータ通信の利用で月額2500円としている。音声通話、端末でのネット利用、PCとの接続によるデータ通信を上限なく利用しても月額9200円と1万円以下に抑えている。

 加入者については、「今年度は、純増数100万人の400万人を目指しており、すでに8月末の時点で336万人以上に達した。良いペースになっており、かなり手応えを感じている。今回の新端末発売、新サービスの提供で目標数を大幅に上回る可能性が高い」と自信をみせており、「来年は純増数100万人では今年度と何ら変化がないことになってしまう。そのため、来年度のは、どれくらい伸ばすのかも社内で詰めている段階」と、加入者増が加速することに自信をみせた。