中部電力は9月22日、自然応用科学(堀田錠一社長)と共同で芝生用培養土「芝の土」を開発し、9月下旬に発売すると発表した。

 中部電力は9月22日、自然応用科学(堀田錠一社長)と共同で芝生用培養土「芝の土」を開発し、9月下旬に発売すると発表した。

 「芝の土」は、石炭火力発電所で発生する石炭灰「クリンカアッシュ」を従来製品よりを多く配合した芝生用培養土。「クリンカアッシュ」は粒子が相互に凝集しているため多孔質であり、「良い土」の三要素である保水性、排水性、保肥力を全て備え、さらに通気性にも優れている。このため、他の市販の培養土と比べ、芝の育成により適した培養土を開発することができた。

 「芝の土」に含まれる「クリンカアッシュ」は多孔質であるため、芝の発育に必要な水分を適度に含み、植物成長に必要な空気も多く含むことができる。このため、芝の根がよく成長し、根張りがとても良くなる。また、赤玉土系のように踏み固まらないため、透水性の悪化による酸素欠乏等で枯れることがない。さらに芝の上に寝ころんでも土が付きにくく服が汚れにくい。砂系よりも比重が軽く持ち運びやすいという利点もある。

 同社では、石炭灰の有効利用として、草花全般に適用できる「花めぐり培養土」、花が良く咲く「花専用 花めぐり培養土」、大きく美味しい野菜やハーブが栽培できる「花めぐり 野菜ハーブの土」を開発、販売している。こららの製品に「芝の土」を加えることで、より一層の石炭灰リサイクル率の向上、環境循環型社会に貢献できる、としている。