AIU保険は、キャッシュカードなどの不正使用被害を補償する個人向け保険“支払用カード・個人情報不正使用被害等担保特約条項”「i・セキュア(アイ・セキュア)」を9月28日に発売する。個人向け火災保険「ホームライフ総合保険」「リビングサポート保険」にセットする特約で、保険料は2390円。同居する親族全員を補償の対象とする。


 個人が利用している金融機関の口座番号や暗証番号などの個人情報、支払用カードの不正使用による金銭的被害などを補償する日本初の個人向け保険。06年2月から施行される預金者保護法の対象外とされる事案をカバーするもので、個人情報や支払用カード不正使用で金銭的被害を被り、当該金融機関からの補償が受けられない場合、もしくは全額が補償されない場合の不足額について補償する。

 対象となるのは、銀行のキャッシュカードや預貯金通帳、クレジットカード、デビットカード、ローン会社や証券会社など各種金融機関のカード。これらを紛失もしくは盗難にあい、あるいは関連する個人情報がネット上の「フィッシング詐欺」などによって不正取得され、偽造や「なりすまし詐欺」によって金銭的被害が生じた場合に保険金を支払う。

 具体的には、支払用カードの不正使用による金銭的損害(1事故100万円限度・自己負担額3万円)を補償。預金者保護法の対象外となる置き忘れなどの紛失による不正利用、インターネット上の金融取引の不正利用による被害もカバーする。

 また、被害について訴訟となった場合の弁護士報酬(1事故300万円限度・自己負担額3万円)や、被害について弁護士に相談する際の費用(1相談1万円、1事故5万円限度)も補償する。

 さらに、ATMや金融機関窓口から引き出した現金を、引き出し後1時間以内に盗難にあった場合は、(1)盗難された被害金額(1事故200万円限度・自己負担額3万円)、(2)盗難時にケガを被ったときの見舞金(葬祭費用100万円、入通院10万円限度)──を補償する。

 同社では、今後順次、他の個人向け保険においても、同特約の取扱いを広げていく予定。