松下、4000円前後のSDカードのコピーマシン、ポケットサイズで電池駆動

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2005/09/15 12:00



 松下電器産業 パナソニックマーケティング本部は、2枚のSDメモリーカード間でデータコピーができるSDメモリーカード/miniSDカード対応の「SDポケットコピー BN-SDEAP3」を10月21日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4000円前後となる見込み。

 SDメモリーカードとminiSDカード(要アダプタ)に対応しており、単3形乾電池で駆動するため、屋外や外出先でデジタルカメラや携帯電話で撮った写真をSDメモリーカードからSDメモリーカードにボタン1つで簡単にコピーできる。

 コピー形式としては、「デジタルカメラモード」と「オールモード」の2モードを搭載しており、「デジタルカメラモード」では静止画のみを抽出してコピーし、「オールモード」では静止画を含むコピー元カードをフルコピーする。

 例えば、結婚式での記念写真をみんなにその場でコピーしたり、携帯電話で撮ったお気に入りの写真を友人にコピーしたい場合は「デジタルカメラモード」を、携帯電話で撮った動画を友人にコピーしたり、出張先でプレゼンテーションに使用した資料をその場でコピーする場合には「オールモード」と、利用シーンに応じて使い分けられるようにした。

 さらに、上書き防止のためコピーごとにフォルダを作成し、そのなかにファイルを保管する形式を採用している(ただし、DCF規格に準拠した静止画とSD-Video規格に準拠したMPEG4動画は、他のSD機器で再生できるように規格に準拠したフォルダ構造でファイル保管する)。このほか、本体の両サイドにSDメモリーカードやminiSDカードを保管できる「カードストックケース」を2つ装備する。