富士通フロンテック(宮澤達士社長)と富士通研究所(村野和雄社長)は9月13日、オフィスや商業施設などで活用できるサービスロボット「enon(エノン)」を開発、台数限定で販売すると発表した。<br />


 富士通フロンテック(宮澤達士社長)と富士通研究所(村野和雄社長)は9月13日、オフィスや商業施設などで活用できるサービスロボット「enon(エノン)」を開発、台数限定で販売すると発表した。

 エノンは、エキサイティング・ノバ・オン・ネットワーク(ネットワークの躍動的な新星)からネーミングされた。原型は昨年9月に発表されたが、今回その試作機を小型軽量化し安全機能などを盛り込んだ「実用型」として製品化した。訪問者を確認して案内、誘導したり、胴体のスペースを活用して書類や小包などを指示に従って搬送したり、巡回などの用途に活用できる。

 頭部にあるカメラの画像情報から自律的に判断し走行できるほか、日本語の音声認識・合成機能を標準搭載、無線LAN接続により画像などの情報を遠隔監視システムに送信するなどの機能を備える。

 基本的な価格は、本体が600万円、ソフトウェアは個別見積もりとなっている。今年度中は「生産が間に合わない」(富士通フロンテック)ため20?30台程度の限定販売にとどめる。納入は11月以降の予定。なお9月15日から慶応義塾大学で開催される、第23回日本ロボット学会学術講演会で発表するほか、11月30日から東京ビックサイトで開かれる「2005国際ロボット展」にも出展する。