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オーブンレンジにアルミホイルは絶対ダメ! 仕組みを徹底解説しほかのNG食材も紹介

コラム

2025/06/03 10:00

オーブンレンジ(電子レンジ)は、ものを温めるのに便利な家電。それだけに、何も考えずについつい何でも入れてしまいがちです。しかし、中にはオーブン(電子)レンジで温めると危ないものもあるのはご存じでしょうか? 実は、料理でもよく使うアルミホイルもその中の一つ。



 この記事では、オーブンレンジでなぜアルミホイルを温めてはいけないのか、理由とその仕組みについて解説していきます。そのほか、オーブンレンジで温めてはいけないものも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
 

オーブンレンジでアルミホイルはNG



 オーブン(電子)レンジでものを温める際には、アルミホイルを使用してはいけません。レンジ中に火花が散って発火し、故障の原因になる恐れがあることが理由です。最悪の場合、火事になる可能性もあるため、十分に注意しましょう。
 

オーブンレンジでアルミホイルを温めてはいけない理由と仕組み



 ではなぜ、そのような現象が起きてしまうのでしょうか。実は、アルミホイルとオーブン(電子)レンジとの相性に原因があります。

 アルミホイルは「アルミニウム」という金属でできています。一方のオーブンレンジは「マイクロ波」という電磁波を出して、ものを温める家電です。

 マイクロ波には、金属に当たると電流を発生させる性質があります。そのため、アルミホイル(アルミニウム)から放電が起こり、電子レンジ内に火花が散ってしまうのです。

 つまり、アルミホイルに限らず、金属製食器や金属装飾が施された食器などもNGであるため、注意しましょう。
 

アルミホイル以外のオーブンレンジで温めてはいけないもの



 最後に、アルミホイル以外のオーブンレンジで温めてはいけないものを紹介しましょう。NGなものの例は、以下のとおりです。

・薄い膜や殻があるもの(卵、ソーセージ、イカ、栗、銀杏など)
・イモ類
・乾物(鷹の爪やドライフルーツなど)
・粘度が高い液体(カレーやシチューなど)


 オーブン(電子)レンジは外側から温めるのではなく、「マイクロ波」を使って内部から温めていくため、薄い膜や殻があるものは爆発の恐れがあります。またレンジは、食品に含まれている水分を振動させることで、熱を発生させる仕組みです。そのため、イモ類など水分の少ない食材や水分を含まない乾物も焦げや発火の危険を含みます。

 カレーやシチューなどの粘度の高い液体も注意しましょう。粘度の高い液体を温めると、瞬間的に沸騰(突沸)しオーブンレンジ内に飛び散ることがあるため、危険です。
 

まとめ



 オーブン(電子)レンジで温めてはいけないものについて解説しました。破裂や発火の恐れといった危険性を含むものばかりのため、十分気をつけてください。

 オーブンレンジで温めて大丈夫なものか気になった場合は、インターネットで検索すると出てきます。心配な場合は、事前に確認するようにしましょう。