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通勤中やランチタイムに口座開設完了! SMBC「Olive」が最短70分でスタート

金融

2025/11/30 11:00

 三井住友銀行は11月26日から順次、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した「三井住友銀行アプリ」および同行のウェブサイトでの「Olive」口座や普通預金口座の開設にかかる時間を、従来の最短当日~1週間から、最短で70分に短縮する。

マイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用すれば
最短70分での三井住友銀行の口座開設が可能に

氏名や住所などの入力が不要

 今回の、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用による口座開設にかかる時間の短縮は、利用者から寄せられていた「いますぐ口座を開設したい」「役所やアルバイト先の手続きなどで口座番号が急遽必要になった」といった声を受けて行われる。

 これまで、「三井住友銀行アプリ」やウェブサイトでの口座開設は最短でも当日、場合によっては1週間ほどかかっていたが、システム改修によってマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した本人確認を選択して一定の条件を満たすことによって、最短70分で口座番号を発行できるようになった。

 マイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用することで、本人確認のための顔写真の撮影が不要になるほか、氏名や住所といった一部の申し込み内容の入力も不要となるので、よりスムーズな手続きが可能になる。

 そのため、「朝の出勤前に申込が終わっていれば、職場に着いた頃には口座が開設できている」「友人とランチしている間に口座開設が完了」といった、日常のちょっとしたスキマ時間に手続きできる。

 なお、申し込み時間帯や入力内容によっては、口座開設まで70分以上かかる場合もある。また、口座開設短縮化の条件を満たさない場合、申し込み内容によっては最大で約1~2週間かかる可能性もあるという。

 公的個人認証サービスは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書の利用によって、本人確認書類の偽造や他人によるなりすまし、データの改ざんといった不正を防ぎ、安全かつ確実な本人確認を実現する。
 
マイナンバーカードの公的個人認証サービス利用イメージ
(iOSでの例)