2025.10.12 18:00
かしこく暮らす八ヶ岳で見つけた「働く」と「暮らす」の交差点、ワーケーションを体験してみた!
標高1000m、澄んだ空気と静かな森に囲まれた「八ヶ岳南麓」。ここでのワーケーションは、単なる“旅先で仕事”というイメージを覆す深く豊かな体験だった。9月25~27日の3日間にわたって開催されたイベント「第2回八ヶ岳ワーケーションDays」は、山梨県北杜市内の「神社の杜のワーキングプレイス8MATO(やまと)」「スーパー八ヶ岳」「ヤツクルベース」と、三つのコワーキングスペースにリモートワーカー約30人が参加。その一人として、八ヶ岳での“働きながら暮らす”時間を過ごしてみた。
「第2回ワーケーションDays」開催
平日の静けさの中で仕事に集中
イベントは「昼まで討論会!八ヶ岳ワーケーションの可能性」と題したオンラインセミナーでスタート。3会場をつないだライブ配信では、施設運営者や参加者が「ワーケーションは今でも生きているのか?」という問いを軸に議論を展開した。観光業の回復とともに政府主導のワーケーションは下火になったが、地域の日常に根ざしたコワーキングスペースがある場所では、今もなおワーケーションが息づいているという話が印象的だった。
ワーケーションの本質的な価値とは?
(左の人物は上から「ヤツクルベース」オーナーの玉利裕重氏、「スーパー八ヶ岳」オーナーの市川航氏、
「神社の杜のワーキングプレイス8MATO」オーナーの斎藤昌義氏)
神社の杜のワーキングプレイス 8MATO
敷地全体にWi-Fi 6の高速ネットワークを完備。モバイルプロジェクターやバッテリー、文房具などの備品も自由に利用できる。テレワーク用ブースや常設テントもあり、オンライン会議にも対応。森の風を感じながら働ける環境は、創造性や集中力を高めるのに効果絶大だ。
オープンデッキで四季折々の自然を感じながら仕事ができる
スーパー八ヶ岳
また、オーナーは山梨県の地域おこし協力隊にも関与。移住者や起業希望者のサポートにも力を入れている。一般的なコワーキングスペースとは一線を画し、遊びながら働き、地域とつながる場所。そんな体験を求める人にはぴったりだ。
スペース内にゲーミングPCも設置
ヤツクルベース
屋外スペースを生かし、開放的な雰囲気での作業や交流が可能。地元の人や移住者とのつながりを育む場としても機能している。一時利用(ドロップイン)が可能で、気軽に立ち寄れるほか、小規模なセミナーや交流イベント、ワークショップの開催にも対応。都会の喧騒を離れて、「田舎でのんびり起業」や「自然の中での働き方」を実践したい人にぴったりだ。
温かみのあるコワーキングスペース
仕事の合間に脳も心もリフレッシュ
知的刺激が交差する時間だった「BBQ&LT会」
(写真はTryMam代表取締役の早川亜希子氏によるLT)
写真ギャラリー
「観光地」ではなく「働く場所」としての八ヶ岳
今回のテーマは「観光地ではなく働き暮らす場としての八ヶ岳」。観光地としての八ヶ岳は有名だが、平日の静けさの中で仕事に集中し、地域の人と交流するという体験は、まさに“暮らすように働く”という言葉がぴったりだった。
イベントは「昼まで討論会!八ヶ岳ワーケーションの可能性」と題したオンラインセミナーでスタート。3会場をつないだライブ配信では、施設運営者や参加者が「ワーケーションは今でも生きているのか?」という問いを軸に議論を展開した。観光業の回復とともに政府主導のワーケーションは下火になったが、地域の日常に根ざしたコワーキングスペースがある場所では、今もなおワーケーションが息づいているという話が印象的だった。
(左の人物は上から「ヤツクルベース」オーナーの玉利裕重氏、「スーパー八ヶ岳」オーナーの市川航氏、
「神社の杜のワーキングプレイス8MATO」オーナーの斎藤昌義氏)
森の風を感じながら働ける「神社の杜のワーキングプレイス 8MATO」
ここで、コワーキングスペースの特徴を紹介しよう。まず、神社の杜のワーキングプレイス 8MATOは、八ヶ岳南麓・山梨県北杜市にある、自然と調和したアウトドア型コワーキングスペースだ。オーナーは斎藤昌義氏。約2700坪の広大な森に位置し、隣接する八雲神社の境内の一部を活用している。森に浮かぶようなオープンデッキやカフェスタイルのスペースで、四季折々の自然を感じながら仕事できるのが特徴だ。
遊びながら働ける「スーパー八ヶ岳」
次に、スーパー八ヶ岳。山梨県北杜市にあるユニークなコワーキングスペースだ。オーナーは市川航氏。仕事だけでなく、ゲーミングPCを活用したeスポーツ体験や、プログラミング・3Dプリンターのワークショップなどを開催している。また、ボードゲーム、レトロゲーム、ベイブレード、ミニ四駆など、ホビー要素が満載。オーナーの趣味が反映された、遊び心あふれる空間だ。
また、オーナーは山梨県の地域おこし協力隊にも関与。移住者や起業希望者のサポートにも力を入れている。一般的なコワーキングスペースとは一線を画し、遊びながら働き、地域とつながる場所。そんな体験を求める人にはぴったりだ。
都心から便利な立地の「ヤツクルベース」
最後に、ヤツクルベースは山梨県北杜市小淵沢町にある、小規模ながらも温かみのあるコワーキングスペースだ。玉利裕重氏がオーナーを務める。自然に囲まれた静かな環境で、JR小淵沢駅から約3km、中央自動車道の小淵沢ICから約4.3kmと、都心からのワーケーション利用にも便利な立地。地域での起業や暮らしを支援するコミュニティの拠点でもある。
屋外スペースを生かし、開放的な雰囲気での作業や交流が可能。地元の人や移住者とのつながりを育む場としても機能している。一時利用(ドロップイン)が可能で、気軽に立ち寄れるほか、小規模なセミナーや交流イベント、ワークショップの開催にも対応。都会の喧騒を離れて、「田舎でのんびり起業」や「自然の中での働き方」を実践したい人にぴったりだ。
仕事の合間に「大人のボードゲーム体験会」
2日目の午後に開催された「大人のボードゲーム体験会」は、自然豊かな八ヶ岳で知的好奇心をくすぐる体験だった。スーパー八ヶ岳を会場に、参加者は笑いと真剣勝負のひとときを満喫。仕事の合間に脳も心もリフレッシュできる贅沢な時間となった。
仕事と交流が交差する「BBQ&LT会」
2日目の夜に開催された「BBQ&LT会」は、八ヶ岳ワーケーションDaysのハイライト。囲炉裏で焼かれたジビエ肉、地元のワインや地酒、そして参加者によるライトニングトーク(LT)。ワーケーション、地方移住、地域起業など、さまざまなテーマが語られ、非日常の空気の中で知的刺激が交差する時間だった。
(写真はTryMam代表取締役の早川亜希子氏によるLT)
「働く場所を選ぶ自由」が生む豊かさ
今回のイベントを通じて感じたのは、「働く場所を選ぶ自由」がもたらす豊かさ。自然の中で仕事をすることで、思考がクリアになる。地域の人と交流することで、視野が広がる。ワーケーションは、単なる“旅先での仕事”ではない。地域の日常に触れながら、自身の仕事と暮らしを再構築する体験を得ることができた。(BCN・佐相 彰彦)あわせて読みたい
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外部リンク
「第2回八ヶ岳ワーケーションDays」=https://yatsunavi.jp/2025/08/2025workcationdays/
神社の杜のワーキングプレイス8MATO(やまと)=https://8mato.biz/
スーパー八ヶ岳=https://superyatugatake.jimdosite.com/
ヤツクルベース=https://yatsuclebase.com/
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