楽天グループは4月17日に、家計管理アプリ「楽天家計簿」の本格提供を開始した。対応OSはiOSで、今後はAndroid版の提供も予定している。

より充実した有料プランも提供予定

　「楽天家計簿」は、日々の暮らしにおけるお金の動きを可視化して家計管理を容易にする、料で利用可能な新たな家計管理アプリ。「楽天カード」や「楽天銀行」をはじめとする各種クレジットカードや銀行口座を連携することで、クレジットカードの利用状況や銀行口座の残高といった情報を、まとめて確認できる。

　「楽天市場」や「楽天モバイル」といった楽天グループが提供するサービスの支出管理にも対応するとともに、楽天グループ以外のサービスにおける、銀行口座に振り込まれる給与・賞与などの収入や、クレジットカードの利用、ショッピングサイトや月々の携帯電話利用料金の支払いなどによる支出の一元管理も可能となっている。

　あわせて、水道・光熱費、通信費といった固定費、食費・日用品費といった変動費の支出を項目ごとに自動で分類して、家計全体の収支をひと目でわかるように表示する機能も搭載し、家計全体の支出を固定費と変動費に分けて可視化することによって、必要以上の出費を抑えて効果的な資産管理を実現して、家計改善に貢献することを目指す。ほかにも、普段の生活に役立つ節約術など家計管理のためのコンテンツや、楽天のさまざまなサービスに関するキャンペーン情報も掲載する。

　2024年中に、楽天証券をはじめとした各社の証券口座などの資産運用口座との連携による、金融資産の管理に関連する機能の追加や、より充実した有料プランの提供などを順次行っていく。さらに、ユーザーからの意見や要望を反映しつつ、将来的にはAIを活用したサービスの実現も目指すという。

「楽天家計簿」のダウンロード
○iOS版＝https://itunes.apple.com/jp/app/id6451135566