【記者のひとこと】デザインツールだけじゃない

コラム

2024/04/02 10:00

 米Figma(フィグマ)の日本法人が好調です。企業に所属するユーザーが、組織内で利用の規模を拡大するといった動きがあり、ユーザー数を伸ばしています。今年はパートナービジネスの開始も視野に入れ、さらなる飛躍を目指します。

 フィグマと言えばデザインツールのイメージが強いですが、提供する製品が拡大したことで、非デザイナーの立場でソフトウェア開発などの業務に携わるユーザーも増加しているそうです。コラボレーションツールや開発者向けのツールも提供することで、ブレインストーミングから開発までを一貫して支援しています。

 機能が充実していてもUIが悪いため利用が避けられるプロダクトは多々あります。あらゆる顧客に喜ばれるプロダクトを生み出すには、デザイナーや開発者といったチームメンバーが一体的に作業することが求められます。フィグマは、そのための基盤を提供することを目指しています。(大畑直悠)

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