【いま注目のトレンドワード・348】12月13日、Xでは「ムックのドラム」という一見、意味不明なワードがトレンド入りした。これはこの日放送された「2023 FNS歌謡祭」第2夜で披露されたスペシャルステージによるもの。視聴者をあっと驚かせたパフォーマンスとは一体どのようなものだったのか、詳しく見ていこう。

驚きのスペシャルコラボ！ まさかのムックに注目が集まる

　12月13日に放送された「2023 FNS歌謡祭」第2夜では、THE ALFEEがガチャピン＆ムックとまさかのコラボレーションを披露した。

　THE ALFEEは1973年に結成され、今年結成50周年を迎えた超ベテラン3人組ロックバンド。Xの番組事前告知ではガチャピン＆ムックとのコラボについて、「結成から50年も経つと人間とはコラボしない」と語っていた。実はガチャピン＆ムックも今年結成50周年を迎えたため、50周年同士のスペシャルコラボになったようだ。

　事前告知ではガチャピンがボーカル、ムックがドラマーと発表されており、一体どんなステージになるのかと視聴者の注目を集める中で披露されたのは、THE ALFEEの名曲「星空のディスタンス」。曲の途中ではガチャピンのソロ歌唱あり、ムックの華麗なドラムプレイありと一瞬たりとも目が離せない見事なステージとなった。

　もともとガチャピンといえばヒマラヤ登山やフィギュアスケートなど様々なチャレンジをおこなっており、普段はムックよりも何かと注目を集めがちな存在だ。

　しかし今回はエア演奏ではないムックの本格ドラムプレイに視聴者も騒然。「ムックのドラム捌きえげつない（笑）」「ガチ演奏でびっくりした」といった声が相次ぎ、ガチャピンを超える話題を集めたようだ。芸達者なガチャピンとムック。彼らが次にどんな挑戦をしてくれるのか期待しよう。（フリーライター・井原亘）

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている