【いま注目のトレンドワード・359】 日々さまざまなワードが話題となるX（旧Twitter）。8月30日には人気作品の実写化キャスト発表に伴い、「鶴見中尉」が注目を集めてトレンド入りした。なぜ注目を集めたのか詳しく見ていこう。

再現度の高すぎるリアル「鶴見中尉」にファン騒然!?

　実写化キャストが発表された作品は、野田サトル先生の「ゴールデンカムイ」。有名俳優が多数キャスティングされる中、鶴見中尉こと鶴見篤四郎を演じる俳優の玉木宏さんに話題が集まった。

　漫画やアニメで人気を博してきた作品が実写化されると、原作イメージとの違いから否定的な声が上がることは多い。しかし公開された鶴見中尉のビジュアルは、特殊メイクによる目元の傷や口ひげなど鶴見中尉そのもの。その再現度の高さに「実写化に文句言おうとしたら玉木宏が全力で黙らせにきた」「いままで見てきた実写化キャラで最高の再現度」といった反響が続出した。

　また土方歳三役の舘ひろしさんにも注目が集まっており、「最近実写映画業界が舘ひろしはコスプレ映えすることに気づき始めた…」「舘ひろしの土方さんやばいかも！」という声が上がっている。

　舘ひろしさんは土方歳三を演じることに対して、「土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした」とコメント。石原軍団の渡哲也さんが「五稜郭」で土方歳三を演じていたこともあり、ファンからは「渡哲也さんが演じた土方歳三を、当時は伊庭八郎を演じた舘ひろしさんが演じるのは胸アツです」といった感慨深いコメントが投稿されている。

　玉木宏さんは「キングダム」の昌平君、「のだめカンタービレ」の千秋真一、「極主夫道」の龍など漫画キャラの実写化に数多くキャスティングされている。舘ひろしさんも「鋼の錬金術師」の実写映画にてキング・ブラッドレイを演じていた。

　実写化の常連となりつつある玉木宏さんと舘ひろしさんがキャスティングされた「ゴールデンカムイ」。映画が公開される日を楽しみに待ちたい。（フリーライター・井原亘）

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている