埼玉県、2023年10月からキャッシュレス収納を開始

金融

2023/08/18 17:00

 埼玉県は10月から、これまで収入証紙を利用していた手数料のキャッシュレス決済を開始する。具体的には、10月2日(予定)以降、運転免許証の更新やパスポートの申請時に、手数料をクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済で支払えるようになる。

埼玉県収入証紙廃止に伴う
キャッシュレス決済導入スケジュール
 

2024年3月末をもって収入証紙は利用終了

 現金の代わりに申請書などに貼り付けて手数料を納める埼玉県収入証紙の販売を12月末に終了、2024年3月末で廃止し、以降は使えなくなるため、キャッシュレスへの対応を開始する。あわせて、電子申請(埼玉県電子申請・届出サービス)における手数料の支払いもキャッシュレス決済が可能となり、電子申請なら来庁不要で手数料を支払える。
 
窓口申請では、窓口のキャッシュレス端末で支払い手続きが可能

 窓口申請は、クレジットカード(Visa、Mastercard)、電子マネー(nanaco、WAON、楽天Edy、Suica・PASMOなど交通系ICカード)、コード決済(PayPay、auPAY、楽天Pay、d払い)、デビットカード(Visa、Mastercard)に対応。電子申請(埼玉県電子申請・届出サービス)では、クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)とペイジーが使える。

 なお、24年4月以降、原則として現金での支払いはできないため、申請窓口時は必ずキャッシュレス決済手段を用意する必要がある。
 
窓口申請での利用イメージ

 すでに購入済みの収入証紙は、24年3月末まで利用可能で、それ以降は28年(令和10年)まで還付を受けられる。キャッシュレス決済が可能な手数料の一覧、収入証紙廃止に伴うキャッシュレス決済に関する質問と答えは県のウェブサイトで公開している。
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