猛暑日が続く今年の夏におすすめなのが滑らかな喉越しと爽やかなな味わいで気分をすっきりとさせてくれるゼリー。今回はセブン‐イレブンのゼリー3種を紹介。異なる魅力の3種類の中からお気に入りを見つけて、ぜひ暑さを乗り切ってほしい。

抹茶の魅力をさまざまな味わいで楽しめるかき氷をイメージしたゼリー

　度々話題となる、セブン×伊藤久右衛門の宇治茶スイーツコラボにゼリーが登場。「伊藤久右衛門監修　ひんやり宇治金時ゼリー」は、かき氷をイメージして作られたスイーツだ。見た目からもプルプルの抹茶のクラッシュゼリーや抹茶ソース、深い緑色の抹茶ゼリーとさまざまな抹茶の味わいを楽しめることが分かる。
 
　トッピングはさっぱりとしたクラッシュゼリーと抹茶のみつソース、粒あん、白玉。ソースはほんのり苦く、抹茶の渋みを感じられる。一方のクラッシュゼリーは甘さや渋さは控えめ。プルプルとした食感とコンセプト通り、氷のような美しい見た目を楽しめる。もちもちの食感とほんのり甘さを感じる白玉と粒がしっかりとたった粒あんは単品で満足できそうな和の深い味わいを感じられた。
 
　食べ進めると、下から練乳ムースと抹茶ゼリーが顔を出す。まろやかな練乳の甘さとトッピングのクラッシュゼリーとは異なる、つるんとした食感の抹茶ゼリーの相性は抜群。抹茶ゼリーは甘さと渋さのバランスが良く、最後まで爽やかにいただくことができた。いろんな抹茶の魅力が詰まっているので、抹茶好きならば、ぜひ一度食べていただきたい。
   

マンゴーとココナッツの甘さで南国気分を味わえる

　夏を代表する、フルーツのマンゴーとココナッツミルクがゼリーになった「マンゴー＆ココナッツミルクゼリー」。ココナッツダイスゼリーとココナッツムースを組み合わせた真っ白な見た目が、印象的なゼリーだ。
 
　ふたを開けた瞬間、ココナッツのいい香りが広がる。まずは、みずみずしいマンゴーから実食。甘酸っぱくてジューシーなマンゴー果肉は、まさに夏にぴったり。
 
　見た目が真っ白で分かりにくいが、上がココナッツムース、下がココナッツダイスのゼリーで構成されている。ココナッツムースは、口に入れた瞬間とろけるふんわりと軽い食感。ココナッツの独特な甘さが口いっぱいに広がり、南国気分。マンゴーとの相性も、とても良い。下には、ココナッツダイスゼリーがたっぷり。こちらはぷるんとした食感で、ほんのりココナッツの風味がするさっぱりとしたゼリーだ。ムースが甘い分、このくらいあっさりとした味の方がうれしい。上から下まで夏の魅力が味わえる、新感覚のゼリーだ。
 

夏といえばフルーツポンチ！ 一味違うのが魅力

　夏といえば、欠かせないのがフルーツポンチ。セブンでも販売をしているのだが、「サマーポンチゼリーキウイわらび入り」と、一筋縄ではいかない商品名に興味がそそる。
 
　青いゼリーの正体は、ラムネ風味のゼリー。そこに、みかんとパイナップル、さくらんぼ、さらにキウイわらびが入っている。3種のフルーツはシロップ漬けされており、甘さと果肉の酸味がちょうどいい。
 
　フルーツの周りにある、透明のゼリーはレモン味。さっぱりとした爽やかな味にフルーツの甘さが染み込んでおり、どこか懐かしい気持ちになった。
 
　さらに、ラムネ風味の甘いゼリーが懐かしさに拍車をかける。見た目も海のように美しく、夏の魅力を詰め合わせたような一品だ。
 
　最後に、気になるキウイわらびを食べてみる。味は、キウイの甘酸っぱさがありながら若干薄めで食感はもちもち。なんだか不思議な感覚になる、新しい味わいのスイーツだ。キウイ好きからすると、あのフレッシュ感もあわせて楽しみたいところ。キウイフルーツそのままでも良かったでは、と思ってしまった。ほかのフルーツやゼリーは大満足。キウイも、フルーツよりはわらびの方をイメージしながら食べるといいかもしれない。
 

3種類それぞれ個性が光る

　ゼリーという夏の定番でありながらも、3種類それぞれ個性の光るスイーツだった。この夏のご褒美アイテムとしてリピートしたい。（エフェクト・霜越緑）