• ホーム
  • トレンド
  • 緊急事態宣言の夏をどう過ごす? 帰省を予定しているのは32.2%

緊急事態宣言の夏をどう過ごす? 帰省を予定しているのは32.2%

時事ネタ

2021/08/05 07:30

 NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、「2021年の夏」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内で公開した。

東京・沖縄では引き続き緊急事態宣言が発出され、まだまだコロナ禍が続く今年の夏。ワクチン接種が進む一方で、「自粛疲れ」「もう限界」などと繁華街を中心に人の動きが戻りつつもあるようだ。では、昨年同様オリンピック・パラリンピック開催にともなう祝日の移動もある「二度目のコロナ禍の夏」を、どう過ごそうと考えているのか。夏休みの過ごし方について、仕事をしている人にアンケートを実施した。

 まず、この夏の連休の有無について聞くと、連休が「ある」と回答したのは84.3%、1415人だった。次に、この人たちに連休が最大何日間あるのかを聞いた。「7連休以上ある」という人が27.9%と最も多くなった。「4連休が最大」との回答が続いて23.3%だった。移動した祝日やお盆のあいだの平日で有給休暇を使ってまとまった休みを取るという人が多いようだ。カレンダー通りの人は最大4連休となるので、こうした人も多くいると思われる。
 
 

 多くの人がこのようにまとまった休みを取得するなかで、旅行や実家への帰省を予定しているか聞いたところ、旅行の予定については「ない」が75.5%となった。一方で、宿泊旅行の予定がある人は16.5%、日帰り旅行の予定がある人は9.8%となった。旅行する人のなかでは、「旅行するなら泊りがけで」という人が多いようだ。

 また、帰省する予定があると回答したのは32.2%だった。「親と同居している」など帰省先がない人を除いた人数の回答であるため、実際の人数としては少ないが、割合は旅行を予定しているよりも高い結果になった。
 

 続いて、外出の頻度が昨年の同じ時期と比べてどう変化しそうかを聞いた。アンケートを開始した7月9日は、東京都・沖縄県の緊急事態宣言の再発出が正式に決定した日であり、これを受けて、8月以降の外出頻度についてどのように考えているかを聞くと、「変わらず外出しない」が43.7%が最多、「変わらず外出する」がそれに続き23.4%となった。