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都営地下鉄などの乗車でたまるポイントToKoPo、モバイルPASMO/Apple PayのPASMOに対応

販売戦略

2021/03/30 14:05

 東京都交通局のポイントサービス「ToKoPo」は、これまでカード型のPASMOにしか対応していなかったが、2021年3月23日からモバイルPASMO/Apple PayのPASMOにも対応した。

ToKoPoがスマホでもたまる

 モバイルPASMO/Apple PayのPASMOで新規にポイントをためたい場合、事前にウェブサイトでToKoPoに入会を申し込み、ICカード読取り部がトレイ式のポイントチャージ取扱機で会員番号と駅パスワードを入力してPASMOの登録を行い、その端末で、都営地下鉄4線(大江戸線・浅草線・三田線・新宿線)、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーに乗車すると、基本乗車ポイントとして2ポイント(都電荒川線は1ポイント)がたまる。加えて、土休日ボーナスポイント、乗り継ぎボーナスポイントがたまる。
 
ToKoPoのポイントサービス概要

 乗り継ぎボーナスポイントについては都営バスも対象で、都営交通4事業のうち2事業以上に乗車した場合に1日につき2ポイントを付与する。つまり土曜日に都営大江戸線に乗車すると、2+2の計4ポイントがたまり、都営大江戸線から都営バスに乗り継ぐと計6ポイントがたまる。

 ポイントチャージ取扱機の設置場所は、都営地下鉄各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)、日暮里・舎人ライナー各駅。たまったポイントからPASMOへのチャージは、10ポイント単位で、チャージできる最大ポイント数を一括でチャージする仕組み。
 
ICカード読取り部がトレイ式の券売機のイメージ

 モバイルPASMOのサービス開始から約1年後のモバイルPASMO/Apple PayのPASMO対応に伴い、ToKoPoの既存会員には、メールまたはハガキで会員番号、駅パスワードを通知する。あわせて会員サイトのフィーチャーフォン対応、郵送による入会申込、会員カードの新規発行・再発行を終了し、新規会員についてはスマートフォンと駅の券売機だけで完結する、カードレスのポイントサービスに切り替えた。

 入会・登録・ポイントチャージの仕組みは東京メトロの「メトロポイントクラブ」と同じ。どちらもPASMO限定で、登録したPASMOの変更は、ポイントチャージ取扱機で可能。なお、最終利用日から3年間利用がなかった場合はためたToKoPoポイントは消滅する。

 Apple PayのPASMOは、iPhone 8以降、Apple Watch Series 3以降で利用可能。PASMO協議会とパスモは、実質20%還元となる「春トク!1000円分キャッシュバック」キャンペーンを3月15日から4月23日まで実施している。