自分の好きを知る「モノ選び」のポイント

時事ネタ

2021/03/06 18:00

【心がまあるくなる話・1】 暮らしまわりを物語る「暮らしクリエーター」の蓮花(はすはな)が、日々の暮らしに寄り添った形で、後悔しないもの選びや暮らし方のヒントをお届けしていく。生活様式の大きな変化に迫られて不安になったり、人との付き合いがギスギスしたりすることが少なくない中、皆様の心がまるくなるような暮らしのアイデアやヒントをお届けできればと思う。

「暮らしを選ぶ」

 暮らしに必要とするものを選ぶ時、情報や選択肢がたくさんありすぎて、自分で選べなかったり、決められなかったりするという人の声を耳にすることがある。ものの情報と一口に言っても、SNSで発信される最新のものから、憧れの人が使っているもの、おしゃれな店のもの、オンラインショップで手にするものなど幅広い。ただ確かなのは、誰もが豊かな「暮らし」を選択していく道が、たくさんつくられているということだ。

 私自身も、モノを迎え入れる時、いきなり店に行くのではなく、情報を集めてから思案する。あらかじめ情報を集めておくと、決定する際の迷いが少なくなるし、決定までの時間がかからないからだ。

 選ぶ時の優先順位は、欲しいデザインや素材、予算、サイズ感、実用性などなど、人によって違うだろう。私自身の経験から、これはいけないといえるのは、予算を第一に考えて買い物をすること。実際に、後悔することが多くあった。

 もちろん、予算はとても大事で優先すべきことだが、予算を大幅に越えない限り、多少オーバーしても直感で気に入ったものを選ぶようにしている。

 なぜかというと、「モノの価値を実感していく」のは、自分がそのものを迎え入れてから始まるから。使う時はもちろん、手に触れた時、眺めた時などに、「やっぱり良いな」と思えるものを選ぶことが大切だ。

「自分の好きなもの」

 お皿で例えれば、大量生産のものや作家による一点ものなど、価格の差は大きく異なるでしょう。大量生産のモノは、廃番にならない限り、追加で購入できたり検討する時間があったりするのに対し、一点ものは出会ったら次にいつ出会えるかわからないこともあって、直感が重要になってくる。直感というのは、自分が好きだと一瞬で感じるもの。

 例えば、木のお皿が5枚あるとしよう。その中から好きな木目を探す。5枚もあれば「見れば見るほどわからなくなる」こともあるが、一番最初に目に飛び込んだものが、自分の好きという直感なのだと思う。

 消費者にとって、情報や選択肢が多いことは悪いことではないが、その選択肢をさらに絞ることで、直感も働きやすくなり、「自分の好き」を選ぶ近道になるのではないだろか。(蓮花)

■Profile
蓮花(はすはな)
暮らしまわりを物語る「暮らしクリエーター」。日々の中で心がまあるくなるような暮らしに寄り添うモノを探し、毎日を手づくりしていくようなライフスタイルを提案している。

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