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Go To EATキャンペーン食事券、埼玉は誰でも購入可 千葉はLINE経由で簡単

 農林水産省の「Go To EATキャンペーン」事業は、購入額の25%分を国が補助し、地域の登録飲食店で使える「食事券」と、後日ポイント還元される「オンライン飲食予約」に分かれ、食事券の販売は準備の整った地域から順次開始する。

Go To EATキャンペーンの公式サイト

 飲食店の利用方法・頻度によってはお得な食事券は、過去にも何度か発行されてきた自治体限定のプレミアム付き商品券の扱いに近く、残念ながら全国の読者を対象としたニュースサイトとは相性が悪い。

 東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県を首都圏と定義すると、首都圏エリアのGo To EATキャンペーンは、10月初旬開始予定の千葉、2020年10月23日開始予定の埼玉の2県のみ。詳細な食事券の購入方法が公開されている埼玉も、キャンペーンに参加する飲食店の登録は9月30日に開始したばかりだ。

 全国共通の内容として、「お釣りが出ないタイプ」の金券となるプレミアム付き食事券の販売は21年1月末まで、有効期限(使用期間)は3月末まで。購入制限は1回あたり2万円分で、購入回数制限はない。つまり開始時期が遅いと使用期間が短くなり、利用するチャンスも減ってしまう。
 
共通のGo To EATキャンペーンの概要

 Go To EAT キャンペーン 千葉の場合、プレミア付き食事券の購入方法は、「LINEで公式アカウントと友達になり、LINE経由で購入する」「公式サイトからオンラインで申し込み、紙のクーポン券を受け取る」の2通り。LINEを利用していれば前者のほうが便利だ。
 
Go To EATキャンペーン 千葉は10月初旬開始予定

 対して、Go To EAT キャンペーン 埼玉の場合、プレミアム付き食事券(Go To Eatキャンペーン埼玉県プレミアム付き食事券)の購入方法はやや複雑。10月12日10時から10月20日23時59分まで先行ウェブで申し込みを行い、以降、第一期、第二期に分けてオンラインでプレミアム付き食事券の発行申し込みを受け付け、10月23日以降、予約番号をもとにコンビニエンスストア「ファミリマート」のFamiポートでチケットを発券し、レジで代金を支払う。
 
Go To EAT キャンペーン埼玉は2020年10月23日開始。
チケットの発行はファミリマート内にあるFamiポートを利用する

 オンライン申込日当日の発券は不可、受付完了後2日以内の受け取りなので、計画的に申し込む必要がある。また、Famiポートで直接申し込むことはできない。食事券発行額が上限に達した時点で販売は終了する。

 実は埼玉の場合、居住地の制限はなく、誰でもプレミアム付き食事券の購入が可能。Famiポートでチケットを発券する仕組みは、県外在住者でも受け取れるようにするためだろう。本来の宿泊・旅行代金の実質半額を1人1泊2万円を上限に補助する「Go To トラベルキャンペーン」を利用すると付与される、宿泊地または日帰り旅行の目的地の周辺地域(隣接都道府県も可)で使える紙またはデジタルの「地域共通クーポン」と併用するとダブルでお得になりそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)。