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テイクアウトやデリバリーよりも自炊、20~30代女性の約半数

データ

2020/09/02 11:00

 ミュゼプラチナムは、全国の20~34歳の女性954人を対象に「withコロナ」における家での食事事情や、テイクアウトサービスの利用状況などに関する調査を実施した。調査は、7月6~12日の期間に行われている。

新型コロナによる外出自粛の影響による家での食事では
4割超が「自炊が増えた」と回答

 調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛の影響で、1日の食事の回数が変わったかを尋ねたところ、「変わった」という回答は27%だった。

 具体的な変化として、「1~2回減った」(47%)、「1~2回増えた」(43%)が並んでおり、食事の内容として、「自炊が増えた」が44%、「変わらない」が38%となっている。

 なお、「飲食店からのテイクアウトが増えた」については8%にとどまっており、新型コロナウイルス感染拡大以降の自炊頻度が「毎日1回以上」で31%、「毎食」で30%と、感染拡大以前から微増した。
 
8割超の人が食材宅配サービスの利用経験ナシ

 食材宅配サービスを利用に関する質問では、「利用したことがない」が83%に達しており、(利用回数が)「変わらない」が9%、「多少増えた」が5%にとどまっている。利用しているサービスは、「コープデリ(おうちコープ)」「ネットスーパー」などが挙がった。

 買い物の予算は、新型コロナウイルスの影響で47%が「多少増えた」と答えており、「大幅に増えた」という回答も14%に達している。1回当たりの購入金額は、「~2999円」と「1999円」が26%で並んだ。

 飲食店のテイクアウトサービスについても、33%が「利用していない」と答えたものの、「数か月に1回は利用する」(20%)、「半月に1回は利用する」(14%)、「1か月に1回は利用する」(13%)と、約半数が利用している。

 withコロナの生活における、テイクアウトサービスの利用頻度を尋ねたところ、62%が「変わらない」と回答する一方で、「多少増えた」が28%に達した。
 
4割が新型コロナ終息後もテイクアウトサービスが盛んになると予想

 新型コロナウイルスの終息後にテイクアウトサービスがどうなっていくと思うかを尋ねた質問では、「現在よりも盛んになる」が41%、「現在と変わらない」が28%、「現在よりも実施店舗が減る」が17%となっている。
 
デリバリーサービス・テイクアウトサービスに望むことは
「利用しやすい値段」「清潔さ・安全性」

 デリバリーサービス・テイクアウトサービスに望むことについては、「利用しやすい値段」「清潔さ・安全性」が上位を占めたほか、「おいしいメニュー」「食後に処理しやすい・ゴミが少なくすむ容器」「待ち時間の短縮」「種類の豊富さ」「キャッシュレス化」といった意見もみられた。