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「PayPay請求書払い」に東京都税の納付書が対応 最大1.5%還元

販売戦略

2020/05/18 12:30

 PayPayは5月15日、スマートフォン(スマホ)決済サービス「PayPay」の機能の一つ、「PayPay請求書払い」が、2020年6月1日から自動車税をはじめ、東京都が発行する納付書に対応し、PayPay残高で支払い可能になると発表した。

PayPay請求書払いの利用の流れ

 具体的な支払方法は、アプリを起動して、「スキャン」のタブをタップしてカメラで払込票のバーコードを読み取るだけ。ユーザースキャン式のスマホ決済の要領で即座に支払いが完了する。還元率は通常と同じ0.5~1.5%で、支払日の翌日から起算して30日後にPayPayボーナスとして付与される。なお、利用にはPayPayアプリの1.34.0バージョン以上が必要。

 支払いが可能な東京都税は、固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産、23区内)、不動産取得税、個人事業税、自動車税種別割。自動車税種別割の納期限は毎年5月31日だが、今年は日曜日に当たるため、翌日6月1日が期限となる。よってPayPay請求書払いで自動車税種別割を支払いたい場合、6月1日まで待ち、当日中に支払う必要がある。

 PayPay請求書払いは19年9月にサービスを開始。当初、「Yahoo!マネー」で支払える約300の地方公共団体や事業者の公共料金から対応し、20年5月現在は、672の地方公共団体や事業者(自治体406、水道局266)と52の電気、都市ガス事業者、223の民間企業の請求書に対応する。また今回の東京都の追加で、1都15県の自動車税の支払いに対応する。なお、領収書や納税証明書は発行されない。