新型コロナ対策で喫煙者が気を付けたい「手の消毒」

トレンド

2020/04/21 20:00

 東京消防庁は、新型コロナウイルスの感染対策で使われている消毒用アルコールを塗った手に火が燃え移るショッキングな映像を使って、消毒用アルコールの取り扱い注意を喚起している。

東京消防庁の「消毒用アルコールによる火災の危険性」のYouTube動画

 東京消防庁がYouTubeに上げている「消毒用アルコールによる火災の危険性」という動画は、安全のために手袋を装着した手に消毒用アルコールを塗った後、手に持ったたばこに火を近づけると、すぐに引火する実験動画だ。喫煙者は、やけどや大けが、火災などの事故につながるので取り扱いに細心の注意が必要だ。
 
消毒用アルコールを手につけてたばこに火を近づける
 
手に火が移ってしまう

 消防法上の危険物に該当する消毒用アルコールは、アルコール濃度が60%以上(重量%)の製品。例えば、内容量の重さ100グラムの消毒用アルコールに、成分のエタノールが80グラム含まれていると、アルコール濃度は80%となり、消防法上の危険物に当たる。

 危険物に該当する消毒用アルコールは、容器の表面に、第四類・アルコール類(危険物の品名)、危険等級2(危険等級)、エタノール(化学名)、火気厳禁(危険物の類別に応じた注意事項)などの表示が義務付けられている。

 最近は、市販の消毒用アルコールが品不足ということもあって、自分でつくったり、代用としてウォッカなどのアルコール度数の高い種類を使ったりする場合がみられる。こうしたときも、同様の危険性があるため注意が必要だ。

 周囲に火気や火源がないかを確認するほか、詰め替える際などは通風性のいい場所や換気できる場所で行ったりしよう。可燃性蒸気は空気より重く、低いところに滞留しやすい性質があるため、滞留させないように心がけたい。

オススメの記事