9月12日にいよいよ開幕した「東京ゲームショウ(TGS)2019」。多くのゲーマーの関心を集めている注目タイトルが、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY VII REMAKE(リメイク)」だ。TGS2019では、日本で初めて本作の試遊台を設置。22年の時を経て、名作はどのように生まれ変わっているのか。体験版のレビューをお伝えしたい。

TGS2019では日本で初めて「FINAL FANTASY VII REMAKE」の試遊ができる
 
試遊台は約90台。混雑必至だが回転は早そうだ

 既にご承知の方も多いと思うが、「FINAL FANTASY VII(FF7)」はFINAL FANTASYシリーズの中でもとりわけ人気のある作品で、世界累計売上本数が1000万本を超える。今回のリメイクは15年に発表され、ようやく20年3月に発売することが決定した。
 
リメイクが発表されたのは2015年。先日、ようやく20年3月に発売することが決定した

 今回の試遊は15分程度。物語の冒頭をダンジョン探索、通常戦闘、ボス戦という一連の流れで体験できる。操作できるキャラクターは、クラウドとバレッド。プレーヤーは探索中・戦闘中を問わずに操作するキャラを切り替えることが可能。操作していないキャラに指示を出すこともできる。
 
探索と戦闘はシームレスに切り替わる。試遊ではクラウドとバレッドの2人を操作することができる(プレー画面は撮影できなかったので、写真は会場で流れていた映像を使用。体験したパートは同じものだ)

 グラフィックのすさまじい進化はデモ映像通り。少なくとも試遊したパートで実際のゲーム画面が拍子抜け、ということはなかった。キャラクター造形はもちろん、フィールドもつくり込まれており、ストーリーがかつての「FF VII」でもゲームとして別物といっても過言ではないだろう。

 キャラによって得意・不得意があるので、ゲーム中には戦略的にキャラを切り替える必要が出てきそうだ。試遊では、近距離攻撃中心のクラウドで届かない敵を遠距離攻撃メインのバレッドで攻略する場面もあった。
 
バレッドは遠距離攻撃ができる。操作するキャラを切り替える戦略も場面によっては求められる

 探索と戦闘はシームレスに切り替わる。ターン制ではなく、リアルタイムアクションを採用しており、敵との間合いや攻撃のタイミングなどが重要になってくる。アビリティや魔法はコマンド式で選択時に時間の流れが遅くなるので、慣れていない人でも焦ることなく、じっくり考えてゲームを楽しめるはずだ。

 ボス戦では、特にどう立ち回るかを考えながら戦闘する必要があり、ひたすらゲーム中にボタンを連打するポチポチゲーにならない。フィールド中の障害物に身を隠して敵の攻撃を防ぐなど、戦略の幅は広そうだ。戦闘では他にどのような新要素があるのか、非常に期待が持てた。
 
障害物に隠れて敵の攻撃を防ぐなど、戦闘中のギミックも数多くありそうだ

 個人的には、シリーズの中でも屈指の人気を誇るティファやエアリスの動きを確認したかったのだが、残念ながら今回の試遊では出番なし。代わりに楽しめたのが、クラウドとバレッドのテンポの良いかけ合いだ。特に、バレッドがよくしゃべる(笑)リメイクにあたって、キャラを掘り下げてつくり込んでいることがよくうかがえた。
 
 
今回の試遊ではティファとエアリスの出番はなし…せめてデモ映像の写真だけでも掲載しておく
 
クラウドが乗るバイクにまたがれるフォトスポットも

 試遊台は約90台ほど用意。週末は混雑必至といえるが、回転は早そうだ。ブースの裏が試遊の行列になるので、訪問した際には別の行列に並ばないように注意してほしい。正面には、クラウドが乗るバイクの実物大オブジェもあり、フォトスポットになっているので、そちらも要チェックだ。(BCN・大蔵 大輔)

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