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【大予測2017】イベント集客 新たな波を呼び込む海外のビッグセール

オピニオン

2016/12/26 18:00

 2016年はリテールマーケットで変化の多い年になった。インバウンド需要の変化、ポケモンGO、新たなイベント集客、0円スマホの行政指導など。来年も従来手法とは異なった新たな施策が求められる。


■リテールマーケット大予測2017<イベント集客>

 家電量販店では、社会現象となったアプリ「ポケモンGO」の配信に合わせ、スマートフォンの周辺機器コーナーを特設。またブームが再来しているミニ四駆の大会を開いて家族層を呼び込むなど、流行に対応したイベント集客が随所で見られた。
 

国主導の消費喚起も

 年末商戦の新しいイベント集客で注目されるのは、米国最大のセールとして定着している「ブラックフライデー」を取り入れた施策だ。大型商業施設を持つイオンリテールは11月末に初めて「AEON BLACK FRIDAY SALE」を開催。イオンリテール広報の田中香織氏は「セールではクリスマスギフトや年末に向けたキッチン家電などが人気で、全体的に好評だった」と手応えを得ている。
 

 海外のビッグセールが国内でも定着し習慣化すれば、バレンタインやハロウィンに次いで、新しい商戦の波が築けるだろう。家電量販店での導入にも注目したい。

 また、政府や経団連含む経済団体は「17年からは、月末の金曜日に従業員の定時前退社を促し、消費活動の活性化を狙う『プレミアムフライデー』を実施する」という方針を打ち出している。消費の喚起につながる施策となるように、店頭でもイベントを絡めながらアピールしたい。(BCN・南雲 亮平)
※『BCN RETAIL REVIEW』2017年1月号から転載