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全携協、携帯電話ショップ認定制度「あんしんショップ認定制度」を開始

販売戦略

2016/09/30 15:52

 全国携帯電話販売代理店協会(全携協)は、各携帯電話事業者、電気通信事業者協会(TCA)との協力による、携帯電話ショップの認定制度「あんしんショップ認定制度」の制定・運用を10月から開始する。


「あんしんショップ認定マーク」のイメージ

 携帯電話サービスに対する消費者からの苦情の増加を減らすには、法令などに定められた義務の履行だけでは不十分であり、業界の自主的な取り組みによる消費者保護の充実が必要、との認識を受けて創設した。

 全国約8500の携帯電話キャリアショップを対象に、「関係法令、ガイドライン、自主規制などを遵守すること」「消費者保護の精神を堅持し、業界の健全な発展に寄与すること」などを認定基準とした「あんしんショップ認定マーク」を付与する。

 「あんしんショップ認定マーク」の付与を受けるには、販売代理店(店舗単位)からの申請に基づき、外部有識者が構成する審査委員会による厳正かつ公正・中立な審査手続きが必要で、付与を受けた店舗は店頭にマークを掲出することで、「あんしんしてサービスの契約や相談ができるショップ」であることを消費者に示せる。
 マークの掲出は2017年1月から順次開始し、有効期間は1年間。更新は年度単位で行う必要がある。

 同制度を制定・運用する「あんしんショップ認定協議会」は全携協の内部組織で、携帯電話事業者であるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、業界団体のTCA、有識者や消費者団体に加え、総務省の消費者行政担当部課がオブザーバー参加する。