女性が身に付けたり持ち歩いて使う「アクセ家電」が増えている。ファッションアイテムになるイヤホンのような製品のほか、トイレの流水音を発生するガジェットなど、携帯すると便利なデジタル製品も登場している。そこで、デザインと機能別に旬のアイテムをそれぞれ紹介しよう。

色や素材で勝負! コーディネートも自由自在



 まずはファッションとコーディネートしやすい「色」をテーマにしたアイテムを見てみよう。現在、携帯電話やネットブックをはじめ、カラーバリエーションを豊富に揃えるデジタル製品はたくさんある。その中でもひときわ目を引くのは、HOYAのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-x」だろう。

HOYAの「PENTAX K-x」

 ボディ20色、グリップ5色のカラーバリエーションをラインアップするというもので、本体とグリップの色をそれぞれ自由に選べる。そのため合計100パターンもの色の組み合わせから、自分にあったものをオーダーできるという前代未聞のデジタル一眼だ。例えばボディだけでもピンク、グリーン、イエローといった原色からライトブルー、ライトオレンジなどの淡い色、チョコレートやネイビーといった渋い色まで幅広くカバーしている。

 一眼レフカメラのボディカラーは一般的にブラックが多く、派手な色を採用することはこれまでほとんどなかった。しかし「PENTAX K-x」なら、前述のように自分だけのオリジナルの外観に仕上げられるというわけだ。なかには色彩感覚を疑うような組み合わせもあるが、自分の個性に合ったカラーコーディネートをカメラでも表現できるというところがおもしろい。

 一眼レフよりも価格面でもう少し気軽に購入できて身近なアイテムもある。イヤホンだ。大手家電量販店では女性向けの専用コーナーを設けているところもあり、種類は豊富。クリスタルをあしらったものや、ハートや花などの形をモチーフにしたものも登場している。

オーディオテクニカの「ATH-CKL200」

 オーディオテクニカのカナル型イヤホン「ATH-CKL200」は、ペンキに「dip(浸す)」したような鮮やかなカラーが特徴。イヤホン部からケーブル、イヤーパッドまで一色で統一する。カラーはピンクやイエロー、ブルーといった定番から、ブラウン、オレンジ、パープルなど、珍しいカラーまで計13色を揃える。これだけ色が多彩なら、好みのカラーがきっと見つかる。ファッションに応じて合わせやすいよう、色違いでいくつか持っておくのもオシャレだ。

ランドポートの「Music Ear Muff」

 ヘッドホンにもファッションに溶け込むような製品が出てきた。ランドポートの「Music Ear Muff」は、その名前の通りイヤマフ(イヤーマフラー)、いわゆる耳当てを兼ねたヘッドホン。耳に当たる部分に起毛素材やファー素材を使っている冬向けのアイテムだ。

 タイプは2つ。まず、首の後ろでバンドを支えるタイプでは、毛布のような手触りの生地を使い、ビビッドなピンクやダルメシアンなど3種類の柄から選べる。もう1つは頭にかぶるようにして使用するヘッドバンドタイプ。フェイクファーではヒョウ柄や淡いピンク、リアルファーならホワイトやブラウンなど、計6種類から選べるというもので、これはもはやヘッドホンというよりアクセサリーに近い感覚だ。

この冬、外に連れ出したいお役立ちグッズ



 次は、鞄に入れて持ち歩くと便利なアイテムをチェックしよう。女性としてぜひ注目したいのが、トイレの擬似音発生器だ。あまり聞いたことのない製品かもしれないが、女性用トイレの壁面に備え付けられている、TOTOの擬音装置「音姫」をイメージするとわかりやすい。流水音を発生してトイレの際に気になるアノ音をかき消してくれるものだ。また、不要な水を流すことがなくなり、節水にもなる。現在エポック社やタカラトミーアーツなど、複数のメーカーがこのガジェットを発売している。

ラナの「eco Hime」

 ラナの「eco Hime(エコヒメ)」は丸いバラ型の擬似音発生器。ストラップと小型フックが付いているので、鞄やポーチにアクセサリーとして飾ってもかわいい。カラーはブラック、パールホワイト、パールピンク、ビビットピンクの4色。ラナではこのほか、「eco Hime」の第2弾として、ディズニーキャラクターやハローキティを描いた新作も09年11月に発売する。

 パーマをかけなくても、アイロンを使えばカールが作れる「巻き髪」。この巻き髪を一日中キープするには、携帯式ヘアアイロンがあると便利だ。家電量販店だけでなく美容院で販売しているところもあり、身近なアイテムになってきた。

プライムの「ツヤグラパーフェクト」

 プライムの「ツヤグラパーフェクト」は益若つばささんのCMでもおなじみの製品。付属のロットを使えばカールは自由自在。ロットは「38mm」「50mm」「ランダム」の3種類あるので、服装に合わせて巻き具合を選べる。充電式でコードがなく、持ち運びもしやすい。

三洋電機の「eneloop kairo KIR-SE1S」

 寒くなってきたこの時期にそろそろほしくなるのがカイロだ。三洋電機の「eneloop kairo KIR-SE1S」は繰り返し使える充電式で、ACアダプタやUSB経由で内蔵のリチウムイオン電池を充電するもの。ボディは楕円の卵型で、カラーはホワイト、ピンク、イエローの3色。ベンジン式のカイロに比べ、女性でも違和感なく持ち歩けるような色と形だ。

 電池も使い捨てではなく、充電して繰り返して使えるのでエコロジー。低音やけどを考慮した設計で、温度の上がりすぎを自動で制御する。電圧は100-240V対応のため、国内だけでなく海外でも使用できる。

 このところ、いろんな製品にこうした女性の生活に違和感なくなじむ「アクセ家電」が増えてきた。ファッション小物感覚で選んでみるのもまた楽しそうだ。(BCN・井上真希子)