今スグ楽しめる次世代DVDソフトは？ ハイビジョン画質がいよいよ我が家に
<strong>――夏休み特別企画：夏の「高画質カウチポテト族」に贈る最新コンテンツ</strong><br /><br /> 暑い日が続く今年の夏。海やプール、旅行もいいけれど、クーラーの効いた部屋で映画鑑賞なんていうのもいいのでは？ 今、次世代DVD規格ですでに発売されている高画質コンテンツや、間もなく登場するソフトをまとめてみた。
――夏休み特別企画：夏の「高画質カウチポテト族」に贈る最新コンテンツ
暑い日が続く今年の夏。海やプール、旅行もいいけれど、クーラーの効いた部屋で映画鑑賞なんていうのもいいのでは？ 今、次世代DVD規格ですでに発売されている高画質コンテンツや、間もなく登場するソフトをまとめてみた。
●今楽しめるのは「HD DVD」コンテンツ
現行のDVD規格をベースに記憶容量を向上し、本格的なハイビジョン放送時代にも対応できる次世代DVD。大容量ならではなの、高画質・高音質で映画やコンテンツを楽しめるのが特徴だ。とはいえ、次世代DVDは「HD DVD」と「ブルーレイディスク（BD）」の2つの規格がしのぎを削っていて、未だ統一には至っていない。ハードメーカーだけでなく、ハリウッドなど映画産業界を巻き込んでの主導権争いが行われている。次世代DVDが本格的に普及するには「映画などソフトの普及が必要不可欠」（都内の量販店店員）のようだ。では、実際どんなパッケージソフトが発売されてるのがチェックしてみよう。
現時点は、ディスク構造やハード機器製造の面において現行DVDの流れを引き継ぐ「HD DVD」のソフトが続々と市場に登場している。DVDとの互換性が高く、映画大手のワーナー・ホーム・ビデオ、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウントなどが米国でリリースしているほか、日本国内でもソフトが出始めた。パッケージソフトでは「HD DVD」が一歩リードしているようだ。
3月末に発売された東芝のHD DVDプレーヤー「HD XA1」の登場を皮切りに、4月に「HD DVDソフト」の第1弾が発売された。ハイビジョンの高画質で風景などの映像美を表現したポーニーキャニオンの「virtual trip さくら nostalgia」「virtual trip THE MOVIE 地球の大自然 FASCINATING NATURE」「夜桜」の3作品だ。映画では、仲間由紀恵とオダギリ ジョーが主演する松竹の「SHINOBI」、ジョニー・デップが主演する東芝エンタテインメントの「ネバーランド」といった作品が立て続けに発売された。
●やはり「目を見張る美しさ」、大画面テレビとの相性はピッタリ
実際に映像をみれば、その映像の美しさは目を見張るものがある。家に大画面薄型テレビがある人にはぜひとも試してもらいたい画質だ。気になる価格は、通常のDVDソフトと比較して1000-2000円程度高い程度。5000円程度かそれ以下のものが多いので購入にもそれほど大きな抵抗はないだろう。
ポニーキャニオンから発売されている「HD DVD」ソフトは通常のDVDとしても再生可能な「ツインフォーマット版」だが、他の発売元のソフトはHD DVD専用のため、HD DVDプレーヤーがないのにとりあえず購入しても見ることはできないので注意してもらいたい。
そのほか、ワーナーからトム・クルーズと渡辺謙の共演で話題となった「ラストサムライ」、ハピネット・ピクチャーズから井筒和幸監督の「パッチギ！」など映画も多数。また、8月25日には、東芝エンタテインメントからロマン・ポランスキー監督の「オリバー・ツイスト」と「戦場のピアニスト」、ベン・アフレックとキュートな天才子役ラクエル・カストロが織り成すハート・ウォーミングコメディ「世界で一番パパが好き！」、30日には、市川染五郎と宮沢りえが出演する「阿修羅城の瞳」など、今後も続々と登場する。
●「BD」ソフトの発売は「PS3」にらみか？
音楽ソフトは、ビデオアーツ・ミュージックが発売した「キース・ジャレット／東京ソロ 2002」、「リー・リトナー／アンソロジー・ライヴ」の2作品。
音声仕様はオリジナル原版のクオリティを忠実に再現することが可能なLossless方式のDTS-HD Master Audio、DOLBY TrueHDを採用した高音質が特徴だ。
発売日は未定だが、ユニーバーサル・ピクチャーズはロン・ハワード監督の「アポロ13」ほか6作品のリリースを予定している。現在発売している「HD DVDソフト」は19本、今後発売される予定の14本といった状況だ。
国内では、7月末には東芝がHD DVDレコーダーの「RD-A1」を発売。価格は39万8000円とちょっと高めだが、録画もできるため、プレーヤーよりも楽しみの幅が広がるだろう。一方、BDは、パッケージソフトではまだ大きな動きはないものの、BD再生機能の付いたPS3が11月に発売されるなど今後の動向に注目だ。
――夏休み特別企画：夏の「高画質カウチポテト族」に贈る最新コンテンツ
暑い日が続く今年の夏。海やプール、旅行もいいけれど、クーラーの効いた部屋で映画鑑賞なんていうのもいいのでは？ 今、次世代DVD規格ですでに発売されている高画質コンテンツや、間もなく登場するソフトをまとめてみた。
●今楽しめるのは「HD DVD」コンテンツ
現行のDVD規格をベースに記憶容量を向上し、本格的なハイビジョン放送時代にも対応できる次世代DVD。大容量ならではなの、高画質・高音質で映画やコンテンツを楽しめるのが特徴だ。とはいえ、次世代DVDは「HD DVD」と「ブルーレイディスク（BD）」の2つの規格がしのぎを削っていて、未だ統一には至っていない。ハードメーカーだけでなく、ハリウッドなど映画産業界を巻き込んでの主導権争いが行われている。次世代DVDが本格的に普及するには「映画などソフトの普及が必要不可欠」（都内の量販店店員）のようだ。では、実際どんなパッケージソフトが発売されてるのがチェックしてみよう。現時点は、ディスク構造やハード機器製造の面において現行DVDの流れを引き継ぐ「HD DVD」のソフトが続々と市場に登場している。DVDとの互換性が高く、映画大手のワーナー・ホーム・ビデオ、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウントなどが米国でリリースしているほか、日本国内でもソフトが出始めた。パッケージソフトでは「HD DVD」が一歩リードしているようだ。
3月末に発売された東芝のHD DVDプレーヤー「HD XA1」の登場を皮切りに、4月に「HD DVDソフト」の第1弾が発売された。ハイビジョンの高画質で風景などの映像美を表現したポーニーキャニオンの「virtual trip さくら nostalgia」「virtual trip THE MOVIE 地球の大自然 FASCINATING NATURE」「夜桜」の3作品だ。映画では、仲間由紀恵とオダギリ ジョーが主演する松竹の「SHINOBI」、ジョニー・デップが主演する東芝エンタテインメントの「ネバーランド」といった作品が立て続けに発売された。●やはり「目を見張る美しさ」、大画面テレビとの相性はピッタリ
実際に映像をみれば、その映像の美しさは目を見張るものがある。家に大画面薄型テレビがある人にはぜひとも試してもらいたい画質だ。気になる価格は、通常のDVDソフトと比較して1000-2000円程度高い程度。5000円程度かそれ以下のものが多いので購入にもそれほど大きな抵抗はないだろう。
ポニーキャニオンから発売されている「HD DVD」ソフトは通常のDVDとしても再生可能な「ツインフォーマット版」だが、他の発売元のソフトはHD DVD専用のため、HD DVDプレーヤーがないのにとりあえず購入しても見ることはできないので注意してもらいたい。そのほか、ワーナーからトム・クルーズと渡辺謙の共演で話題となった「ラストサムライ」、ハピネット・ピクチャーズから井筒和幸監督の「パッチギ！」など映画も多数。また、8月25日には、東芝エンタテインメントからロマン・ポランスキー監督の「オリバー・ツイスト」と「戦場のピアニスト」、ベン・アフレックとキュートな天才子役ラクエル・カストロが織り成すハート・ウォーミングコメディ「世界で一番パパが好き！」、30日には、市川染五郎と宮沢りえが出演する「阿修羅城の瞳」など、今後も続々と登場する。
●「BD」ソフトの発売は「PS3」にらみか？
音楽ソフトは、ビデオアーツ・ミュージックが発売した「キース・ジャレット／東京ソロ 2002」、「リー・リトナー／アンソロジー・ライヴ」の2作品。
音声仕様はオリジナル原版のクオリティを忠実に再現することが可能なLossless方式のDTS-HD Master Audio、DOLBY TrueHDを採用した高音質が特徴だ。発売日は未定だが、ユニーバーサル・ピクチャーズはロン・ハワード監督の「アポロ13」ほか6作品のリリースを予定している。現在発売している「HD DVDソフト」は19本、今後発売される予定の14本といった状況だ。
国内では、7月末には東芝がHD DVDレコーダーの「RD-A1」を発売。価格は39万8000円とちょっと高めだが、録画もできるため、プレーヤーよりも楽しみの幅が広がるだろう。一方、BDは、パッケージソフトではまだ大きな動きはないものの、BD再生機能の付いたPS3が11月に発売されるなど今後の動向に注目だ。
