ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）は本日（11月12日）、家庭用ゲーム機「PlayStation 5（プレイステーション5＝PS5）」を発売した。ただ、発売日の在庫は予約分で完売しているため、当日販売を行わない。また、新型コロナの感染拡大を防止するため、発売イベントも実施しない異例の発売日となった。


　PS5は、3Dオーディオや4K映像に対応するほか、データの読み取りが速いSSDを搭載、現実世界の光の動きを再現した「レイトレーシング」機能に対応するなど、次世代ゲーム機にぴったりの性能を備える。PS4のタイトルも、作品によってアップグレードして楽しむことができる。

　ただ、抽選予約を実施したECサイトにアクセスが殺到し、接続が不安定になるなど“争奪戦”が勃発。その後に高額でフリマサイトなどに出品されるなど、転売のターゲットになっている。プレーしたいユーザーが希望小売価格で購入できるのはいつになるか、分からない状況だ。

　11月15日17時59分までは、ゲオが同社のアプリで抽選販売の申し込みを受け付けている。11月13日～12月6日に入荷するPS5が対象だ。当選者への連絡期間は11月20日～12月6日。Amazonでも不定期にPS5の在庫が復活しているが、待機していない限り購入は難しそうだ。