テックウインド、マルチメディアNAS「HS-453DX」を発売

新製品

2018/12/20 14:00

 テックウインドは、2つの3.5インチSATA HDDベイと2つのM.2 2280 SATS SSDスロットを備えたハイブリッドストレージ構造のファンレスマルチメディアNAS「HS-453DX」の取り扱いを開始した。価格はオープンで、税別の実勢価格は9万800円前後。

HS-453DX

 HS-453DXは、セットトップのデザインとファンレス設計によって、動作中も静かで、ノイズに邪魔されることなく既存のホームシアターにフィットしてマルチメディアを楽しむことができる。インテル Celeron J4105 プロセッサー(クアッドコア1.5GHz、最大2.5GHzまでバースト)と、4GB DDR4メモリー(最大8GBのデュアルチャンネルメモリー)を採用している。

 2つのM.2 2280 SATA SSDスロットを搭載したことによって、SSDを追加してキャッシング機能を有効にすればパフォーマンス向上が可能。標準搭載の10GBASE-Tポートによって10GbE接続にも対応し、高速ネットワークの利用も可能だ。

 また、音楽プレーヤーのRoonによってNAS上に保存されている全ての音楽を識別し、Roonの相互接続したデジタルライブラリにまとめることができる。Roonアプリで音楽を閲覧・再生することで、対応デバイス上でマルチゾーン・マルチメディアの体験が可能。QTS App CenterのRoon Serverアプリもサポートしている。

 ストレージの自動階層化技術の「Qtierテクノロジー」によって、頻繁にアクセスするファイルを自動的に移動。ソフトウエア定義型のSSD RAIDエキストラオーバープロビジョニング(OP)をサポートし、追加のOP容量(1~60%)を割り当て、SSDランダム書き込み速度を最適化してSSD寿命を延ばすことができる。直観的なユーザーインターフェースも売りとなっている。