ポータブル電源に関心が集まっている。スマートフォン（スマホ）などの充電にとどまらず、パソコンやテレビ、機種によっては炊飯器など大きな電力を必要とする家電製品も駆動できる大容量のバッテリーだ。アウトドアやキャンプなどで重宝するほか、災害時の非常用電源として活躍することもあり、専用コーナーを設ける家電量販店も増えてきた。

　そこで、BCNでは2023年10月に自主調査「ポータブル電源に関する調査」を実施した。対象は20～69歳の男女990人。ポータブル電源について、購入経験や興味の有無などを訊いた。
 
　現在所有している家電・デジタル機器を訊いたところ、「ポータブル電源」の所有率は4.7％だった。一見小さな数字に見えるが、有機ELテレビが5.5％、パソコン（ゲーミングモデル）が3.9％、VR・ARゴーグルが1.5％だったことから考えると、徐々に普及しつつあることが分かる。
 
　今後購入したい家電・デジタル機器があると答えた529人の回答では、「ポータブル電源」は10.0％。家庭用ゲーム機の10.6％とほぼ並ぶ値を示した。

　今回の調査ではこのほか、所有しているポータブル電源のメーカーや用途、ポータブル電源の認知経路や購入する場合の重視点などについて訊いた。


＜調査概要＞
調査方法：インターネット調査
調査地域：全国
調査対象：20歳～69歳 男女
総サンプル数：990人
調査期間：10月6日
調査企画・集計・分析：BCN

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【BCN調査レポート】ポータブル電源に関する調査
   https://www.bcnretail.com/research/detail/20231012_370164.html


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