チューナーレステレビ、認知率は4割も興味ありは2割強

アナリスト調査レポート

2023/04/04 17:15

 BCNでは2023年3月、自主調査「チューナーレステレビに関する調査」を実施した。対象は15~69歳の男女1014人。チューナーレステレビの認知や興味の有無などについて訊いた。

図1 チューナーレステレビの認知率

 「チューナーレステレビ」という言葉の認知率(「理解している」「理解はしていないが、言葉は知っている」の合計)は、41.2%だった。
 
図2 チューナーレステレビへの興味の有無

 チューナーレステレビがどのような製品なのか、簡単な説明文を提示したうえで、興味の有無を訊いたところ「興味がある」と回答したのは26.3%にとどまった。興味がある人の理由では「NHKの受信料を払わなくていい」の比率が最も高かった。一方、興味がないと回答した人の理由で最も比率が高かったのは「現在使っているテレビで問題ない」だった。

 国内大手メーカーが参入していないこともあり、チューナーレステレビの市場規模は小さく、現時点では一部で注目を集めているに過ぎない。しかし、今後普及が進めば、テレビの役割そのものを大きく変える可能性もあるだろう。

 今回の調査ではこのほか、チューナーレステレビを知ったきっかけや、興味をもった理由、購入する場合の重視点など、全部で10項目について回答を集めた。

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:15歳~69歳 男女
総サンプル数:1014人
調査期間:3月17日
調査企画・集計・分析:BCN

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 【BCN調査レポート】チューナーレステレビに関する調査
  https://www.bcnretail.com/research/detail/20230324_321559.html


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