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「おやすみ」から「おはよう」まで! フィリップスの快眠サポートバンドは想像以上に簡単&働き者だった

レビュー

2021/02/19 19:00

 ここ数年、にわかに盛り上がっている“スリープテック”。睡眠に関する悩みを解決するために、これまでにない新しいタイプのガジェットが登場してきている。この分野にいち早く参入していたのが、ヘルスケアカテゴリーでさまざまな製品を展開しているフィリップスだ。今回は2月2日に発売された「SmartSleepディープスリープ ヘッドバンド 2」をレビューしてみた。

2月2日に発売された快眠サポートガジェット
「SmartSleepディープスリープ ヘッドバンド 2」を試した

 ディープスリープ ヘッドバンド 2は、2019年11月に発売されたディープスリープ ヘッドバンドの新モデル。「脳波を計測して睡眠が深くなったタイミングで睡眠の質を高めるオーディオトーンを流す」という基本機能はそのままに、スリープサウンド機能やアラーム機能を追加することでより広範囲にわたって快眠をサポートできるようになった。
 
前モデルの「SmartSleepディープスリープ ヘッドバンド」。
新モデルよりやや大きく、耳元にスピーカーを搭載していた

 まずは本体設計からみていきたい。ディープスリープ ヘッドバンド 2は頭に装着する部分が2本のラインになっており、上が電源部、下がセンサー部になっている。センサー部には脳波センサーが搭載されているほか、骨伝導スピーカーが備わっており、就寝時のスリープサウンドや起床時のヒーリング音はここから流れる仕組みになっている。
 
 
バンドの上段のラインに電源、下段にセンサーを搭載する
 
センサー部分のカバーを取り外し可能。週に1回メンテナンスする必要がある

 使用前には、まずスマートフォン向けの専用アプリ「SleepMapper」と連携させる。このアプリでは起床時のアラーム、睡眠時のスリープサウンド、睡眠ブーストの種類を設定できるほか、データを蓄積して日次・週次・月次で睡眠時間や睡眠の質を可視化することができる。
 
専用アプリ「SleepMapper」と連携させる。アラームの設定もこのアプリから行う

 アプリとの連携が完了したら、あとは頭に被って電源ボタンを押し、アプリから睡眠セッションをスタートすればOK。使い方は至ってシンプルだ。あとは「スリープサウンドを流す」「脳波を読み取る」「睡眠の質を測定する」「深い睡眠時にオーディオトーンを流す」「起床時間にヒーリング音を流す」などの一連の動作を自動で行ってくれる。
 
頭に被ったイメージ。寝返りを打っても違和感なく、自然体でいられる

 「使い方が簡単」というのは毎日使うデバイスとしては非常に重要。快眠を求めているのに寝る前にすることが多いのでは本末転倒だ。装着感も悪くない。しっかり脳波センサーを額につける必要があるので、少し締め付けが気になるが、慣れてくれば寝るのに邪魔になるほどではない。これまでもイヤホンタイプやウォッチタイプを使用してきたが、それらよりも自然体でいることができた。

 睡眠の質が向上しているかどうかは感覚としてすぐに確かめるのは難しい。ただ、アプリではレム睡眠・ノンレム睡眠・深い睡眠を時間別に表示し、スコア化もしてくれる。これによって「昨夜はすぐに眠れた」「だんだん睡眠の質が上がっている」ということを知るわけだ。
 
睡眠の種類を時間別に表示。まとまったデータを可視化してくれる

 想像以上によかったのは起床時のヒーリング音だ。骨伝導スピーカーから流れてくるので、小さい音量でも心地よく響く。すっきりした目覚めは、使い始めたその日から実感することができた。この点だけでもスマートフォンやスマートスピーカーによるアラームよりもすぐれていると感じた。

 少し不満に思ったこともある。まず、バッテリ容量が物足りないことだ。寝室でだけ使用するデバイスなので毎日充電すること自体は難しくないが、つい忘れてしまうと次の夜の間にバッテリ切れということになりかねない。せめて3日程度は充電なしで使えるようにしてくれれば、ユーザーの継続性はさらに高まるはずだ。
 
充電ポートの端子は「micro-B」。次のモデルではType-Cになることを期待したい

 また、これは特に女性で気になる人が多いかもしれないが、ヘッドバンドの性質上、髪にクセがつきやすいという難点がある。被り方を工夫すればクセをつきにくくすることはできるだろうが、コツをつかむまでは時間がかかるかもしれない。サイズはM(頭囲51~58cm)と、L(頭囲58~67cm)があるので、自分の頭囲を測ってから購入するのが安心だろう。(BCN・大蔵大輔)

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